『画本蟲撰』(えほんむしえらみ) = 喜多川歌麿 = |
喜多川歌麿「画本蟲撰・画本虫撰」 = 目次 =
- 「画本虫ゑらみ」は、江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(1753? - 1806)による狂歌本で、様々な「虫」を題材に狂歌師が歌をつけ、歌麿が絵を描いた虫類図譜です。
- 全15図からなり、1図に2種類の虫を描き、それを詠んだ狂歌2首が掲げられています。また、その虫類に季節の植物が添えられています。
- 「虫撰」とは、虫にちなむ歌の優劣を競う虫合
のために野外で虫を選び取ることで、ここでは、選者の宿屋飯盛を始め当時の狂歌師30人の名前が見られます。「えらみ」は「えらび(選)」と同じ意味です。
- 画像は、天明8年(1788)刊の国立国会図書館所蔵版により、各ページに引用した狂歌は、適宜、新字体への変更や濁点の付加などをしています。
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Last updated : 2024/06/28