『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 地図で見る『東海道五十三次』 『東海道五十三次』保永堂板 『東海道五十三次』行書版 『東海道五十三次』隷書版 『東海道五十三次』佐野喜版・狂歌東海道 この『東海道五十三対・東海道五十三對』は、初代歌川広重、三代歌川豊国(歌川国貞)、歌川国芳の合本です。 風景は少なく、それぞれの宿場にちなむ物語、伝説、史跡などが主体で、広重は主に美人画と歴史画で19作、豊国は主に美人画で8作、国芳は主に武者絵と美人画で29作を描いています。 製作時期は、天保14年・1843年 ~ 弘化4年・1847年とされます。 ここに掲載した画像は国立国会図書館が所蔵し公開しているものです。 このページでは、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っており、国立国会図書館が公開している原画とは色調が若干違います。 『東海道(とうかいどう)五十三対(ごじゅうさんつい)』 = 初代歌川広重、三代歌川豊国、歌川国芳の合本 = 《 石部 》 東海道五十三対 石部 歯をみがくお半(十三歳)。長谷衛門(四十五歳)とともに桂川へ投身。浄瑠璃「桂川連理柵」より。 石部は、「お半長衛門(おはんちょうえもん)」の通称で知られる『桂川連理柵』(かつらがわれんりのしがらみ)の舞台となっています。 14歳の娘・お半は、伊勢参りの際に隣家に住む38歳の長衛門(ちょうえもん)と偶然出会い、同じ宿に泊まったのを機に契り(関係)を結び、その後二人は桂川で心中します。 年若い少女の風貌で描かれているのがお半を表しているものと思われます。朝、寝起きに、房楊枝で歯を磨く姿が描かれています。前髪の赤い小布が幼さを印象付けています。 いせもとり ならふ枕の二見潟 かたき石部 てとらる合宿 (梅屋) 前へ 一覧 次へ 《詳細ページ目次》 『東海道五十三対』 = 初代歌川広重、三代歌川豊国、歌川国芳の合本 = 日本橋 品川 川崎 神奈川 保土ヶ谷 戸塚 藤沢 平塚 大磯 小田原 箱根 三島 沼津 原 吉原 蒲原 由井 興津 江尻 府中 鞠子・丸子 岡部 藤枝 島田 金谷 日坂 掛川 袋井 見附 浜松 舞坂 荒井 白須賀 二川 吉田 御油 赤坂 藤川 岡崎 池鯉鮒 鳴海 宮 桑名 四日市 石薬師 庄野 庄野 関 坂の下 土山 水口 石部 石部 大津 京・三條 おすすめサイト・関連サイト…