『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 両国橋 = 絵本江戸土産くずし字目次 《両国橋》 《翻刻》 両国橋 長さ九十六間あり 万治二年に始て架る むかしは武蔵と下総の境なればかく呼びしを 今は両岸武蔵となりて 只二国はその名のみ 東都第一の繁華にして 観場 芝居 辻講釈 或は納涼花火の景望 夜の遊興絶間なし 《現代表記》 両国橋(りょうごくばし) 長さ九十六間あり、万治二年に初(はじ)めて架(か)かる。昔は武蔵(むさし)と下総(しもうさ)の境なればかく呼びしを、今は両岸武蔵(りょうがんむさし)となりて、只(ただ)二国(ふたこく)はその名のみ。東都(とうと)第一の繁華(はんか)にして、観場(みせもの)、芝居(しばい)、辻講釈(つじこうしゃく)、或(ある)は納涼花火(のうりょうはなび)の景望(けいぼう)、夜(や)の遊興(ゆうきょう)絶え間なし。 *原文での「始て」は、現代表記では「初めて」とした。 *万治二年は、1659年 *広重は、名所江戸百景 でも「両国橋大川ばた」「両国花火」として両国橋を描く。 『名所江戸百景』両国橋大川ばた 『名所江戸百景』両国花火 *この地図の初期設定での中心点は両国橋付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…