『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 金龍山 奥山裏田圃 = 絵本江戸土産くずし字目次 《金龍山 奥山裏田圃》 《翻刻》 金龍山 奥山裏田圃 浅草寺奥山より裏手の方を俗にうら田圃といふ 耕地廣くして 夏より秋に至り稲葉風になびきて緑の波かと疑ひ 夜は数万の蛍飛かひて暗夜の星をあやまたる 冬月雪中の気色 春時苗代時のありさま 詩歌の遊楽愛観の勝地といふべし 《現代表記》 金龍山(きんりゅうざん) 奥山(おくやま) 裏田圃(うらたんぼ) 浅草寺(せんそうじ)奥山(おくやま)より裏手(うらて)の方(かた)を俗(ぞく)にうら田圃(たんぼ)という。耕地(こうち)広くして、夏より秋に至り稲葉(いなば)風になびきて緑(みどり)の波(なみ)かと疑(うたが)い、夜は数万(すうまん)の蛍(ほたる)飛(とび)かいて暗夜(あんや)の星をあやまたる。冬月(とうげつ)雪中(せっちゅう)の気色(けしき)、春時(しゅんじ)苗代時(なわしろどき)のありさま、詩歌(しいか)の遊楽(ゆうらく)愛観(あいかん)の勝地(しょうち)というべし。 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は金龍山浅草寺付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…