『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 

絵本江戸土産えほんえどみやげ・くずし字を読む
= 築地御坊 =

築地御坊つきじごぼう
築地御坊つきじごぼうは、築地本願寺つきじほんがんじのこと。
《築地御坊 其二》
《翻刻》
其二 築地御門跡  是を本願寺御門跡といふ 開山 親鸞聖人なり 十一月廿二日より廿八日まで 開山ゑまた御講と云て 参詣群集おびたたし 當御堂は 東都におひて真宗第一の御堂なり

《現代表記》
其二 築地御門跡ちきじごもんぜき  これ本願寺ほんがんじ御門跡ごもんぜきという。開山かいざん親鸞聖人しんらんしょうにんなり。十一月二十二日より二十八日まで、開山会かいざんえ また御講と云いて、参詣群集おびただし。当御堂は、東都において真宗第一の御堂なり。

*広重は、名所江戸百景     で「江戸百景余輿 鉄炮洲築地門跡」と築地本願寺の遠景を描く。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は築地本願寺付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

おすすめサイト・関連サイト…

Last updated : 2024/06/29