『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 芝浦 = 絵本江戸土産くずし字目次 《芝浦》 《翻刻》 芝浦 田町辺の惣名なり この所より見わたせば 海水渺々として安房上総を望み 右に羽田の森幽にて 遠く見ゆる白帆のさま 常に月雪にます絶景なり 《現代表記》 芝浦(しばうら) 田町(たまち)辺(へん)の惣名(そうみょう)なり。この所より見わたせば、海水(かいすい)渺々(びょうびょう)として安房(あわ)上総(かずさ)を望み、右に羽田(はねだ)の森(もり)幽(かすか)にて、遠く見ゆる白帆(しらほ)のさま、常に月雪(つきゆき)にます絶景(ぜっけい)なり。 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) 《芝浦 其二》 《翻刻》 芝浦 其二 沖より陸地を観たるさまなり 夏の末より秋にいたり 釣する小舟 日毎に絶えず 諸国の入船 出る船 実に繁昌を顕はせり 《現代表記》 芝浦(しばうら) 其二 沖(おき)より陸地(りくじ)を観たるさまなり。夏の末(すえ)より秋に至り、釣(つり)する小舟(おぶね)日毎(ひごと)に絶えず。諸国(しょこく)の入船(いりふね)出(いず)る船、実(げ)に繁昌(はんじょう)を顕(あらわ)せり。 *広重は、名所江戸百景 でも「芝うらの風景」を描く。 『名所江戸百景』芝うらの風景 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は芝浦付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…