『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 洲崎弁天 = 絵本江戸土産くずし字目次 《洲崎弁天》 《翻刻》 洲嵜辨天 元禄年間 この海浜をつき立て 護持院大僧正隆光 弁天の宮居を建る 春秋 遊人ここに群集す 《現代表記》 洲崎弁天(すさきべんてん) 元禄年間(げんろくねんかん)、この海浜(かいひん)をつき立てて、護持院(ごじいん)大僧正(だいそうじょう)隆光(りゅうこう)、弁天(べんてん)の宮居(みやい)を建(たつ)る。春秋(しゅんじゅう)、遊人(ゆうじん)ここに群集(ぐんじゅ)す。 *洲崎弁天(すさきべんてん)は、現在は洲﨑神社(すさきじんじゃ)。江戸時代、洲崎弁天は品川にもあり、第七編で「品川洲崎弁天の祠」として描かれる。品川の洲崎弁天は。現在は利田神社(かがたじんじゃ)。第七編「品川洲崎弁天の祠」 *元禄は、1688年から1704年。 *広重は、名所江戸百景 で「深川洲崎十万坪」として広大な敷地の洲崎の風景を描く。 『名所江戸百景』深川洲崎十万坪 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は洲崎神社付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。弁天社は、当時は海に面していたことが迅速測図で分かる。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…