『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 山王権現 = 絵本江戸土産くずし字目次 《山王権現》 《翻刻》 山王権現 山王権現は神田明神に等しく 是を俗に天下祭といふて 何れも上覧あり されば 在江戸の諸侯方より 警固の長柄足軽など出されて そのさま尤厳重なり 祭事は六月十五日にこそ 《現代表記》 山王権現(さんのうごんげん) 山王権現(さんのうごんげん)は神田明神(かんだみょうじん)に等(ひと)しく、是(これ)を俗(ぞく)に天下祭(てんかまつり)というて、何(いず)れも上覧(じょうらん)あり。されば、在江戸(ざいえど)の諸侯方(しょこうがた)より、警固(けいご)の長柄(ながえ)足軽(あしがる)など出(いだ)されて、そのさま尤(もっと)も厳重(げんじゅう)なり。祭事(さいじ)は六月十五日にこそ。 *山王権現は、「日吉山王社」「日吉山王大権現社」「江戸山王大権現」「麹町山王」などと呼ばれたが、慶応4年(明治元年)以来、日枝神社。 *広重初代は、名所江戸百景 で「糀町一丁目山王祭ねり込」として山王祭を描く。 『名所江戸百景』糀町一丁目山王祭ねり込 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は山王権現(日枝神社)付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…