『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 佃島 = 絵本江戸土産くずし字目次 《佃島》 《翻刻》 佃島 佃島は白魚の名所なるゆへ 随て漁家許多あり 爰に住吉大明神を祭る 祭礼の日は 龍虎の造り物を拵へ 島中を走りめぐる いと興あることにぞなん 《現代表記》 佃島(つくだしま) 佃島(つくだじま)は白魚(しらうお)の名所(めいしょ)なるゆえ、随(したがっ)て漁家(ぎょか)許多(あまた)あり。爰(ここ)に住吉大明神(すみよしだいみょうじん)を祭(まつ)る。祭礼(さいれい)の日(ひ)は、龍虎(りゅうこ)の造り物(つくりもの)を拵(こしら)え、島中(しまじゅう)を走(はし)りめぐる。いと興(きょう)あることにぞなん。 *佃島は、第二編での「佃 白魚網 夜景/狼煙打上の図」でも描かれる。第二編「佃 白魚網 夜景/狼煙打上の図」 (第二編の絵は広重初代) *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は佃島住吉大明神(住吉神社)付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 *迅速測図では、埋め立てが進む前の佃島の様子がよく分かる。隣は、日本の近代的造船業の発祥の地とされる石川島で「造船所」の記載も確認できる。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…