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心に響く日本語・心に残る日本語  
  君死にたまふことなかれ 與謝野晶子 
  一握の砂 石川啄木 
  蜘蛛の糸 芥川龍之介 
  小さき者へ 有島武郎 
  檸檬 梶井基次郎 
  枕草子 清少納言 
  土佐日記 紀貫之 
  走れメロス 太宰治 
  坊っちゃん 夏目漱石 
  吾輩は猫である 夏目漱石 
  草枕 夏目漱石 
  白鳥の唄 若山牧水 
  風立ちぬ 堀辰雄 
  銀河鉄道の夜 宮沢賢治 
  風の又三郎 宮沢賢治 
  雨ニモマケズ 宮沢賢治 
  方丈記 鴨長明 
  外郎売 (ういろううり) 
  日本の色の名前 [色の和名] 
  漂泊者の歌 萩原朔太郎 
  動物園にて 萩原朔太郎 
  竹とその哀傷 萩原朔太郎 
  弁天小僧 河竹黙阿弥 
  白波五人男 河竹黙阿弥 
  三人吉三廓初買 河竹黙阿弥 
  与話情浮名横櫛(切られ与三) 
  「落葉」「山のあなた」 上田敏訳 
  汚れつちまつた悲しみに…… 中原中也 
  サーカス 中原中也 
  月夜の浜辺 中原中也 
  荒城の月 土井晩翠 
  夏の花 原民喜 
  長崎の鐘 原民喜 
  長崎の鐘 永井隆 
  学問のすすめ 福沢諭吉 
  アメリカ独立宣言 福沢諭吉 
  『平家物語』 祇園精舎 
  『平家物語』 那須与一 
  日本国憲法 前文 
  日本国憲法 戦争の放棄 第九条 
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祇園精舎
= 心に響く日本語にほんご・心に残る日本語にほんご =

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祇園精舎


『平家物語』 巻第一より


祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

遠く異朝をとぶらえば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の祿山、これらは皆舊主先皇の政にもしたがはず、樂しみをきはめ、諌めをも思ひ入れず、天下の亂れん事を悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。

近く本朝をうかがふに、承平の將門、天慶の純友、康和の義親、平治の信賴、おごれる心もたけき事も、皆とりどりにこそありしかども、まぢかくは六波羅の入道、前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、傳へ承るこそ心もことばも及ばれね。
その先祖を尋ぬれば桓武天皇第五の皇子、一品式部卿葛原親王九代の後胤、讃岐守正盛が孫、刑部卿忠盛の嫡男なり。かの親王の御子高見王無官無位にして失せ給ひぬ。その御子高望王の時、初めて「平の姓を賜はつて上総介に成り給ひしより忽ちに王氏を出でて人臣に列なる、その子鎮守府将軍義茂後には國香と改む、國香より正盛に至る六代は、諸国の受領たりしかども、殿上の仙籍をば未だ赦されず。

 
   
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Last updated : 2024/06/29