心に響く日本語・心に残る日本語  
  君死にたまふことなかれ 與謝野晶子 
  一握の砂 石川啄木 
  蜘蛛の糸 芥川龍之介 
  小さき者へ 有島武郎 
  檸檬 梶井基次郎 
  枕草子 清少納言 
  土佐日記 紀貫之 
  走れメロス 太宰治 
  坊っちゃん 夏目漱石 
  吾輩は猫である 夏目漱石 
  草枕 夏目漱石 
  白鳥の唄 若山牧水 
  風立ちぬ 堀辰雄 
  銀河鉄道の夜 宮沢賢治 
  風の又三郎 宮沢賢治 
  雨ニモマケズ 宮沢賢治 
  方丈記 鴨長明 
  外郎売 (ういろううり) 
  日本の色の名前 [色の和名] 
  漂泊者の歌 萩原朔太郎 
  動物園にて 萩原朔太郎 
  竹とその哀傷 萩原朔太郎 
  弁天小僧 河竹黙阿弥 
  白波五人男 河竹黙阿弥 
  三人吉三廓初買 河竹黙阿弥 
  与話情浮名横櫛(切られ与三) 
  「落葉」「山のあなた」 上田敏訳 
  汚れつちまつた悲しみに…… 中原中也 
  サーカス 中原中也 
  月夜の浜辺 中原中也 
  荒城の月 土井晩翠 
  夏の花 原民喜 
  長崎の鐘 原民喜 
  長崎の鐘 永井隆 
  学問のすすめ 福沢諭吉 
  アメリカ独立宣言 福沢諭吉 
  『平家物語』 祇園精舎 
  『平家物語』 那須与一 
  日本国憲法 前文 
  日本国憲法 戦争の放棄 第九条 
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枕草子
= 心に響く日本語にほんご・心に残る日本語にほんご =

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枕草子 第一段


清少納言


春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。

秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。


 
   
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Last updated : 2024/06/29