『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 日本橋 = 絵本江戸土産くずし字目次 《日本橋》 《翻刻》 日本橋 この橋を以て江都の中央となし 諸方への道法 ここを本とす 毎朝 魚市ありて橋の南北群集夥し 誠に江都第一の繁華也 橋の長さ凡そ二十八間 葱宝珠の銘に 万治元年戊戌九月造立とあり 《現代表記》 日本橋(にほんばし) この橋を以(もっ)て江都(こうと)の中央(ちゅうおう)となし、諸方(しょほう)への道法(みちのり)、ここを本(もと)とす。毎朝(まいちょう)、魚市(うおいち)ありて橋の南北(なんぼく)群集(ぐんじゅ)夥(おびただ)し。誠(まこと)に江都(こうと)第一の繁華(はんか)なり。橋の長さ凡(およ)そ二十八間、葱宝珠(ぎぼうしゅ)の銘(めい)に、万治(まんじ)元年戊戌九月造立(ぞうりゅう)とあり。 *葱宝珠(ぎぼうしゅ)は「擬宝珠」に同じ。橋や神社、寺院の階段、橋の欄干などの柱の上に設けられている飾り。ネギの花に似ていることから「葱台(そうだい)」とも。 *万治元年は、1658年 *日本橋は、第十編でも描かれる。第十編「日本橋の朝市」 (第十編の絵は広重二代) *広重は、名所江戸百景 でも「日本橋雪晴」として同じ場所を描く。 『名所江戸百景』日本橋雪晴 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は東京都中央区1 日本橋付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…