『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 谷中天王寺 = 絵本江戸土産くずし字目次 《谷中天王寺》 《翻刻》 谷中天王寺 元これを感応寺といふ 文政の頃にや 寺号を改めたり 境内桜多くして 其梢繁く色を争そふ 浅黄桜と称するもの五層の塔の前にあり 春時満開のとき 樹下に来れば花の帳に座するが如く また 仙境の思ひをなせり 《現代表記》 谷中天王寺(やなかてんのうじ) 元(もと)これを感応寺(かんのうじ)という。文政(ぶんせい)の頃にや、寺号(じごう)を改めたり。境内(けいだい)桜多くして、其(その)梢(こずえ)繁(しげ)く色を争(あらそ)う。浅黄桜(あさぎざくら)と称するもの五層(ごそう)の塔の前にあり。春時(しゅんじ)満開(まんかい)のとき、樹下(じゅか)に来(きた)れば花の帳(とばり)に座(ざ)するが如く、また、仙境(せんきょう)の思いをなせり。 *文政(ぶんせい)は、1818年から1830年。 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は谷中天王寺付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…