『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 絵本江戸土産くずし字目次 国会図書館リンク目次 《参考》くずし字一覧 絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む= 船橋 大神宮 = 絵本江戸土産くずし字目次 《船橋 大神宮》 《翻刻》 船橋 大神宮 船橋駅は 下総海道にして繁華の地也 ここに八兵衛と称する宿女ありて 遊人銭財を抛つ ここに鎮座し奉る大神宮は 社頭及び華表の作り 上古の体を失なはず 伊勢は遠国なるにより 参詣なしがたき都下の士女 みなこの宮に詣ずるを以て 四時の賑い他に異なり 《現代表記》 船橋(ふなばし) 大神宮(だいじんぐう) 船橋駅(ふなばしえき)は、下総海道(しもうさかいどう)にして繁華(はんか)の地なり。ここに八兵衛と称(しょう)する宿女ありて、遊人(ゆうじん)銭財(せんざい)を抛(なげう)つ。ここに鎮座(ちんざ)し奉(たてまつ)る大神宮(だいじんぐう)は、社頭(しゃとう)及び華表(とりい)の作(つく)り、上古(じょうこ)の体(てい)を失(うし)なわず。伊勢(いせ)は遠国(おんごく)なるにより、参詣(さんけい)なしがたき都下(とか)の士女(しじょ)、みなこの宮(みや)に詣(もう)ずるを以って、四時(しいじ)の賑(にぎわ)い他(た)に異(こと)なり。 *四時(しじ・しいじ)は、四季のこと。 *説明は、などの意。 *万治は、1658年から1661年。 漢字(かな) *この地図の初期設定での中心点は船橋大神宮付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 地図を拡大 絵本江戸土産くずし字目次 おすすめサイト・関連サイト…