- 日中戦争や第二次世界大戦の戦時下では、国民に向けた 戦意高揚、生活統制、精神動員 などのための標語が盛んに作られ、それらは 国策標語 などとも呼ばれました。
- それらの中で、戦争に関するものは、戦時下標語、戦時標語、戦中標語、戦争標語 などとも呼ばれます。
- 第二次世界大戦下では、「米英を消して明るい世界地図」(昭和17年〈1942年〉)などの大胆な標語や、「科学戦にも 神を出せ」(昭和17年〈1942年〉)などの神頼みの標語も見られます。
- 中でも、「進め一億火の玉だ」「欲しがりません勝つまでは」などは、当時を象徴する標語として今に伝わります。
昭和17年〈1942年〉大政翼賛会ポスター
- 第二次世界大戦の終結は 1945年〈昭和20年〉で、その年の標語としては「米鬼を一匹も生かすな!」「一億火の玉 造れ戦力」などが見られます。
- ここでは戦時下標語を年代順に見てみます。配列は順不同です。現時点で 798 の標語を収載しています。
戦時下標語日めくりカレンダー
戦時下標語年代順
戦時下標語五十音順
- 昭和16年、17年に見られる「情報局」は、戦争に向けた世論形成、プロパガンダと思想取締の強化を目的に設置された内閣直属の情報機関。1940年〈昭和15年〉12月6日発足。(Wikipedia)
Last updated : 2024/08/25