春の七草
七草がゆの作り方
秋の七草
秋の七草の家紋
夏の七草
冬の七草
七草の英名
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■ 一月七日、「
人日の節句」は、七草(七種)の粥を食す日です。
■ 七草がゆをおいしく作りましょう。
■ ポイントは、米の研ぎ方にあります !!
■ 普通の鍋、土鍋、炊飯器で炊くことができます。
儀式
- せっかくの「七草がゆ」ですから、次のページの方法や、お住まいの所に伝わる風習に沿って「七草たたき」の儀式を行いましょう。
用意するもの・材料(4人〜5人分)
- 鍋、釜: 普通の鍋(できれば厚手のもの)、土鍋、炊飯器など
- 米 : 1合(180 mL)
- 水 : 米の量の5倍(電気釜・ガス釜の場合は表示されている分量で)
- 七草 : 1パック(大根の葉、カブの葉、小松菜、三つ葉などの青い菜類でも)
- 塩 : 少々(七草をゆでる時と、食べる際の味付けにお好みで)
- 醤油 : 食べる際の味付けにお好みで
- 味噌 : 食べる際の味付けに使う地方もあるのでお好みで
おいしさの秘訣は米の研ぎ方
- おかゆに限らず、ご飯の味は米の研ぎ方で決まります。
- 米は、品種や産地に関わらず本来おいしいものなので、研ぎ方が肝心です。
- 必要な量の米を計っておく。
- ボールなどに水を入れ、そこにざるを入れる。(竹ざるはトゲを刺したり、プラスチック製は米が詰まることがあるので、ステンレス製のざるがよい)
- 水の中のざるに米を入れ、水を吸わせて研ぐ。
米に直接水をかけると、かけた瞬間に水が濁って、濁った水を米が吸ってしまうことになり、炊きあがったご飯の味が落ちたり、つやがなくなるので、水に米を入れるのがポイント !!
- 研ぐ時間は、よく研いだ方がおいしい米と、さっと研いだだけでもおいしい米があるので、普段から自分が食べている米で納得できる研ぎ時間を会得しておくことがポイント。
作り方
- 研いだ米と、水を鍋・土鍋・釜などに入れ、30分そのままにしておいてから炊き始める。(水につけておく時間は長い方がよいが、最低30分はつけたままにしておく)
- 水の量は、鍋・土鍋の場合は米の5倍。電気釜・ガス釜の場合は表示されている分量で。
- 土鍋は底に水が付いていたり、急に強火にかけると割れることがあるので、底の水気はよく拭き取り、火を細く付けたガス台に乗せる。
- ガス台に乗せたら強火にして炊き、鍋・土鍋の場合は吹きこぼれるので、沸騰したら弱火にして蓋をずらし、ゆっくり炊き上げる。
- 炊いている間にかき混ぜると、おかゆに粘りが出て味が落ちることがあるので、かき混ぜないように注意。
- 米が浮き上がり、柔らかくなったらできあがり。
- 炊き上がったら具を入れて混ぜる。
- 七草は、塩を少し入れたお湯でゆでる。
- ゆで上がったら、水に取り、水気を絞って細かく切って、炊き上がったおかゆに混ぜる。
- 七草は、七種類揃わなくても、また、いわゆる春の七草と言われるものでなくとも、手近にある大根の葉、カブの葉、小松菜、三つ葉などの青い菜類でもよい。
- 七草は、全種類を一緒にゆでたり、同じお湯をくり返し使ってゆでると、各々の味も香りもなくなってしまうので、別々のお湯で別々にゆでるのが理想。
鍋・土鍋・釜の水の量は…
- 鍋・土鍋の場合は、鍋の高さの半分位の分量にする。
- 米の5倍の水を入れるので、その分量も考えて鍋の大きさを決める。もしくは、使う鍋の大きさを考えて米の量を決める。鍋の大きさに対して中の分量が多すぎないように注意。
- 電気釜・ガス釜の場合は、釜に表示されている分量の水で。
味付けは…
- 特に味を付けなくてもよいが、お好みで食べる時に薄い塩味を付けてもよい。
- 一般的には塩味ですが、醤油を少したらしてもよいし、味噌味にするという地方もあるので、味付けはお好みで。
《参考》おかゆの種類と水の割合
- 全がゆ : 米 1 対 水 5
- 七分がゆ : 米 1 対 水 7
- 五分がゆ : 米 1 対 水 10
- 三分がゆ : 米 1 対 水 15
協力・監修:畑中料理研究所
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Last updated : 2024/06/28