あの年から今年で何年？
和暦で何年？ あの出来事から何年？

　大化元年(645年)は、中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）(後の天智天皇（てんじてんのう）)や中臣（なかとみの）(藤原)鎌足（かまたり）らが政治改革を目指し、蘇我入鹿（そがのいるか）を暗殺して「大化（たいか）の改新（かいしん）」に取りかかった年です。
　翌年の大化2年に「改新（かいしん）の詔（みことのり）」が発布されました。

「平城遷都（へいじょうせんと）」は、和銅（わどう）3年(710年)、元明天皇（げんめいてんのう）によって行われた藤原京（ふじわらきょう）から、平城京（へいじょうきょう・へいぜいきょう）への都（みやこ）の移転（いてん）です。平城京は奈良時代の日本の首都となりました。
　唐（とう）の長安（ちょうあん）などを模（も）して、奈良盆地の北部、現在の奈良市及び大和郡山市近辺に建設されました。
　1910年(明治43)には「平城遷都1200年祭」が、2010年(平成22年)には「平城遷都1300年祭」が催（もよお）され、1300年祭では大極殿（だいこくでん）が復元されました。

「平安遷都（へいあんせんと）」は、延暦（えんりゃく）13年(794年)、桓武天皇（かんむてんのう）によって行われた長岡京（ながおかきょう）から、平安京（へいあんきょう）への都（みやこ）の移転（いてん）です。
　唐（とう）の長安（ちょうあん）や、平城京（へいじょうきょう・へいぜいきょう）などを模（も）して、現在の京都市に建設されました。
　1869年(明治2年)に明治天皇が東京遷都（とうきょうせんと）を行うまで、1075年にわたって日本の首都となりました。
　1895年(明治28年)には「平安遷都千百年紀念祭」が行われ、このときに「平安神宮（へいあんじんぐう）」が建てられ、また、「時代祭（じだいまつり）」も始まりました。1994年(平成6年)には「平安建都1200年祭」が催されました。

「関ヶ原の戦い（せきがはらのたたかい）」は、「天下分け目の戦い（てんかわけめのたたかい）」ともいわれ、慶長（けいちょう）5年9月15日(1600年10月21日)に現在の岐阜県不破郡関ケ原町を主戦場（しゅせんじょう）として行われた戦（いくさ）で、これに勝った徳川家康（とくがわいえやす）が力を握りました。織田信長（おだのぶなが）と豊臣秀吉（とよとみひでよし）が全国の政権を握っていた安土桃山時代（あづちももやまじだい）が終焉（しゅうえん）を迎えました。
　江戸幕府の始まりを、この慶長5年9月15日(1600年10月21日)とする見方もあります。

　徳川（とくがわ）(江戸)幕府（ばくふ）は、慶長（けいちょう）8年(1603年)に徳川家康（とくがわいえやす）が征夷大将軍（せいいたいしょうぐん）となり創設しました。
　この年から、1867年に第15代将軍徳川慶喜（とくがわよしのぶ）が大政奉還（たいせいほうかん）するまでの265年間徳川幕府が続きました。
　徳川幕府は、アメリカCIA(中央情報局（ちゅうおうじょうほうきょく）)の資料には「the Tokugawa shogunate (a military-led, dynastic government) ＝軍主導（ぐんしゅどう）の世襲政府（せしゅうせいふ）」と書かれています。

　日清戦争（にっしんせんそう、中国語：甲午戦争、第一次中日戦争、英語：First Sino-Japanese War）は、1894年（明治27年）7月（光緒20年6月）から1895年（明治28年）3月（光緒21年2月）にかけて行われた主に朝鮮半島（李氏朝鮮）をめぐる大日本帝国と大清国の戦争です。
[参考・出典：Wikipedia]

　日露戦争（にちろせんそう、英語: Russo-Japanese War、ロシア語: Русско-японская война ルースカ・イポーンスカヤ・ヴァイナー、1904年（明治37年）2月8日 - 1905年（明治38年）9月5日）は、大日本帝国とロシア帝国との間で朝鮮半島とロシア主権下の満洲南部を主戦場として発生した戦争です。両国はアメリカ合衆国の仲介の下で終戦交渉に臨み、1905年9月5日に締結されたポーツマス条約により講和しました。
[参考・出典：Wikipedia]

　第一次世界大戦（だいいちじせかいたいせん、英語：World War I）は、1914年（大正3年）から1918（大正7年）年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦です。
　ヨーロッパが主戦場となりましたが、戦闘はアフリカ、中東、東アジア、太平洋、大西洋、インド洋にもおよび世界の多数の国が参戦しました。
[参考・出典：Wikipedia]

　第二次世界大戦は、1939年（昭和14年）9月1日にドイツ軍がポーランドへ侵攻したことが始まりとされ、1939年（昭和14年）から1945年（昭和20年）にかけて、ドイツ、日本、イタリアの三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス連邦、フランス、ソビエト連邦、アメリカ、中華民国などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の戦争。
　1939年（昭和14年）9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と、続くソ連軍による侵攻、仏英による対独宣戦布告とともにヨーロッパ戦争として始まった。
　1941年（昭和16年）12月8日未明（日本時間）には、日本軍がアメリカ領ハワイ（当時）の真珠湾を攻撃、また、これに先立つ午前1時30分にはイギリス領マレーおよびシンガポールへ進攻、いわゆる太平洋戦争として日本と米英との間で開戦、第二次世界大戦の戦火は文字通り全世界に拡大し人類史上最大の戦争となった。
　ヨーロッパ戦線は1945年（昭和20年）5月9日にドイツ国防軍が降伏して終結、太平洋戦線は同年8月14日に日本がポツダム宣言を正式に受諾、9月2日に東京湾内停泊のアメリカ海軍戦艦ミズーリ艦上において、アメリカ、中華民国、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダなど連合諸国17カ国の代表団臨席の元、日本政府全権重光葵外務大臣、大本営全権梅津美治郎参謀総長による対連合国降伏文書への調印がなされ、足かけ7年にわたって続いた第二次世界大戦はついに終結した。
[参考・出典：Wikipedia]

　第二次世界大戦末期の1944年（昭和19年）11月から1945年（昭和20年）5月にかけて、アメリカ軍によって東京に対する大規模な爆撃が行われました。焼夷弾を用いた爆撃は106回にも及びました。

　中でも1945年3月10日の空襲は死者数が10万人以上と著しく多く、都市部が標的となったため、民間人に大きな被害を与えました。単独の空襲による犠牲者数は世界史上最大とされ、この空襲で一夜にして、東京市街地の東半部、実に東京35区の3分の1以上の面積にあたる約41平方キロメートルを焼失しました。

　「東京大空襲」と言った場合、一連の空襲の中でも最も被害が大きかった1945年3月10日の空襲を指すことが多く、東京都は1990年（平成2年）、空襲犠牲者を追悼し平和を願うことを目的として、3月10日を「東京都平和の日」とすることを条例で定めました。 [参考・出典：Wikipedia]

　沖縄戦は、太平洋戦争末期の1945年（昭和20年）、沖縄諸島に上陸したアメリカ軍を主体とする連合国軍と日本軍との間で行われた戦い。
　第二次世界大戦における太平洋地域での最大規模の陸戦であり、また日米最後の大規模戦闘となった。
　1945年（昭和20年）3月26日から始まり、主要な戦闘は沖縄本島で行われ、組織的な戦闘は6月20日ないし6月23日に終了した。
　沖縄での両軍及び民間人を合わせた地上戦中の戦没者は20万人とされる。その内訳は、沖縄県生活福祉部援護課の1976年3月発表によると、日本側の死者・行方不明者は188,136人で、沖縄出身者が122,228人、そのうち94,000人が民間人である。日本側の負傷者数は不明。アメリカ軍側の死者・行方不明者は12,520人で、負傷者72,012人であった。このほか、朝鮮半島出身の土木作業員や慰安婦など1万人以上が統計から漏れているとの見方もある。
　なお、沖縄戦について「国内唯一の地上戦」と称される事があるが、内地である硫黄島の戦い、千島列島における占守島の戦い・樺太の戦い、当時は日本の委任統治下だった南洋諸島におけるサイパンの戦いなども発生していることから正確な表現ではない。
[参考・出典：Wikipedia]

　1945年（昭和20年）8月に、アメリカ軍によって日本の二つの都市に原子爆弾が投下されました。世界で初めて核兵器である「原子爆弾」が実戦に使われたもので、

　一つ目は、1945年（昭和20年）8月6日の広島市、

　二つ目は、1945年（昭和20年）8月9日の長崎市でした。

　広島市には、1945年（昭和20年）8月6日午前8時15分、「リトルボーイ」と名付けられたウラン235を使用した原子爆弾がB-29（エノラ・ゲイ）によって投下されました。
　長崎市には、1945年（昭和20年）8月9日午前11時2分、「ファットマン」と名付けられたプルトニウム239を使用した原子爆弾がB-29（ボックスカー）によって投下されました。
　当時の広島市内の人口は約34万人、爆心地から1.2kmの範囲では当日中に50%の人が死亡し、同年12月末までに更に14万人が死亡したと推定されます。
　当時の長崎市の人口は推定24万人、長崎市の同年12月末の集計によると被害は、死者7万3884人、負傷者7万4909人、罹災人員：12万820人、罹災戸数1万8409戸にのぼりました。 [参考・出典：Wikipedia]

　第二次世界大戦（太平洋戦争）の終戦は、日本国内では、一般的には「 玉音放送 （ ぎょくおんほうそう ） 」が行われた1945年（昭和20年）8月15日を「終戦の日」として平和集会などが開かれます。

　国際的見地などからはいくつかの節目が考えられますが、一般的には、降伏文書に署名した1945年（昭和20年）9月2日とされます。

• 1945年（昭和20年）8月14日
  • 日本政府が、ポツダム宣言の受諾を決定し連合国側に伝えた日。
• 1945年（昭和20年）8月15日
  • 玉音放送によって、日本の降伏が国民に伝えられた日。この日の正午から昭和天皇による終戦の詔書の朗読放送が行われた。
• 1945年（昭和20年）9月2日
  • 日本政府が、ポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書（休戦協定）に調印した日。東京湾内の米戦艦ミズーリの甲板で行われた。 [参考：孫崎享著『戦後史の正体』など]
• 1952年（昭和27年）4月28日
  • サンフランシスコ講和条約が発効し、国際法上、連合国諸国と日本の戦争状態が終結した日。この条約の署名が米国サンフランシスコ市で行われたことから「サンフランシスコ講和条約」「サンフランシスコ平和条約」「サンフランシスコ条約」などと呼ばれる。ただし、この条約により沖縄などがアメリカ合衆国の施政権下に置かれ、沖縄ではこの日を「 屈辱（くつじょく） の日」と呼んでいる。

　第二次世界大戦終結後、沖縄県の施政権がアメリカ合衆国から日本に返還されたのは、1972年（昭和47年）5月15日で、終戦の1945年（昭和20年）から27年も経っていました。

　沖縄は、1952年（昭和27年）4月28日に発効した「サンフランシスコ講和条約」で、アメリカ合衆国の施政権下に置かれるものとされ、日本から切り離された形となりました。一定の自治は認められましたが、最終的な意思決定権はアメリカが持っていました。
　沖縄では、「サンフランシスコ講和条約」が発効した1952年（昭和27年）4月28日を「 屈辱 （ くつじょく ） の日」と呼んでいます。

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《2013/3/9 琉球新報》
　『「4・28」を「屈辱の日」と捉え、基地の過重負担の解消を求めている』

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《2013/11/3 沖縄タイムス》
　『沖縄にとって「4・28」は、日本本土の主権回復と引き換えに、沖縄に対する一切の統治権を米国に委ねた日である』

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　沖縄は、1972年（昭和47年）5月15日に日本へ復帰しましたが、多くの米軍基地を県内に残したたままの返還となりました。
　平成25(2013)年度防衛白書によれば、2013年1月現在、在日米軍施設・区域（専用施設）の面積の約74％が沖縄県に集中し、県面積の約10％、沖縄本島の約18％を占めています。

　2011年（平成23年）3月11日(金)の午後2時46分に、宮城県栗原市で最大震度 7、他に東日本の7県で震度 6弱以上を観測した大規模地震が発生しました。

　北海道から関東地方にかけて太平洋沿岸部への巨大津波で甚大な被害をもたらし、また、東京電力福島第一原子力発電所事故を招き、炉心溶融など一連の放射性物質の放出を伴った原子力事故となりました。

　この東京電力福島第一原子力発電所事故は、国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7（深刻な事故）に分類される過酷事故となりました。

　2018年（平成30年）9月10日時点で、震災による死者・行方不明者は1万8,432人、建築物の全壊・半壊は合わせて40万2,704戸が確認され [ 警察庁   ]、震災発生直後のピーク時の避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上 [ 経済産業省  ]、断水世帯は180万戸以上 [ 厚生労働省  ] などが報告されています。復興庁によれば、2018年2月13日時点の避難者等の数は約7万3,000人 [ 復興庁  ] となっています。