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例えば、こういうニュースがあったとします。 「○○原子力発電所にある4基の原子炉のうち、3号機にトラブルが発生しました」 ここでは、原子炉を指す言葉として「基」と「機」が使われていますが、では、「基」と「機」はどのように使い分けられるのでしょうか。
「基」と「機」について、二つの辞典から今回の解説に関連する部分を引用します。
『明鏡国語辞典』
【基】 すえつけたものを数える語。「灯籠一基」「大砲四基」「クレーン五基」 【機】 ③飛行機。「機から降り立つ」「民間機」「三機の飛行機」 精密な働きをする道具。からくり。「機械・機関・機器」「洗濯機・電算機」 『スーパー大辞林』
【基】 助数詞。灯籠(とうろう)墓石など,すえ置くものを数えるのに用いる。「石塔一基」 【機】 【機】(「器」に対して)大型の装置。しかけ。からくり。「機械」「機関」「工作機」「鋳造機」「飛行機」 スーパー大辞林
き【器(器)】漢字 ① 入れもの。うつわ。「祭器」「磁器」「神器」「茶器」「陶器」 ② 小型の道具機械。「楽器」「気化器」「計量器」「水準器」「抵抗器」「電熱器」 ③ 動物の器官。「消化器」「生殖器」 ④ 人物の能力。「器量」「才器」「大器」「凡器」 き【機】漢字 ① 布を織る道具。はた。「機業」「織機」 ② (「器」に対して)大型の装置。しかけ。からくり。「機械」「機関」「工作機」「鋳造機」「飛行機」 ③ 心のはたらき。物事のおもむき。「機知」「機微」「機敏」「機略」「心機」「天機」 ④ 物事の起こるきっかけ。「機運」「機縁」「機会」「機宜」「機先」「危機」「契機」「時機」「戦機」「待機」「動機」 ⑤ 物事のかなめ。「機密」「機務」「軍機」「枢機」 ⑥ 「飛行機」の略。「機体」「機長」「戦闘機」「爆撃機」「民間機」 き【基】 一 1(名) ① 〔 group 〕化学反応に際し,一つの分子から他の分子に一団となって移動したり,化合物の化学的性質の原因となったりする原子団。 →官能基 ② 〔 (free) radical 〕 →遊離(ゆうり)基 ③ 〔 radical 〕古く,化学反応において変化せずに残る原子の集団をいった語。 二 (接尾) 助数詞。灯籠(とうろう)墓石など,すえ置くものを数えるのに用いる。「石塔一―」 き【基】漢字 ① もとい。もとづくところ。根本。「基因」「基金」「基源」「基準」「基礎」「基地」「基調」「基盤」「基本」「開基」「培養基」 ② 化学で,反応に際し,一団となって作用する原子団。「水酸基」「硫酸基」 ③ 外国語の音訳字。「基督(キリスト)」「基督教」
機…機械・マシン・重機
器…器もの、什器の類 基…礎となるもの。建築物。ピラミッドとか。スペースシャトルとかの巨大建造物もこちら? 戦闘機は「機」でしょうね。 「若狭には13基の原発があり~」 この場合ビルのようなもので大地に着いているので 「15日になって2号機も水素爆発~」機械中心です。 一般ですが 基 基地 地区や大きな建物 機 機械 3号基の1号機・2号機は一般ですが 3号機の1号基は特殊な場合にしか用いられないと思います パソコンの場合は機(機械)の中に基(基盤)がはいってますけど・・・
明鏡国語辞典
と自問しながら、「一人前とは?」と問いかけています。器 うつわ【器】ウツハ〘名〙 ①入れ物。容器。 ②人物の力量・才能。「器が大きく、将来有望」「社長の器ではない」 ◆古くは「うつわもの」の形で用いた。 ─ き【器】(造) ①いれ物。うつわ。「食器・茶器」 ②器具。道具。「楽器・消火器」「器機」◇「機」よりも小型で簡単なものをいう。 ③器官。「呼吸器・消化器」 ④力量や才能。「大器」 機 き【機】 ㊀〘名〙 ①物事の生じるきっかけ。また、物事をするのによいおり。「改革の機が熟す」「反撃の機をうかがう」「機を見るに敏びん(=機会をうまくとらえて的確に行動するさま)」「機運・機会」「危機・好機・待機」 ②物事の大切なところ。かなめ。「機を制する」「機軸」「枢機」 ③飛行機。「機から降り立つ」「民間機」「三機の飛行機」 ④心の働き。特に仏教で、仏の教えにふれて発動する心のはたらき。「機嫌・機知・機転」「心機」 ㊁(造)精密な働きをする道具。からくり。「機械・機関・機器」「洗濯機・電算機」 基 き【基】(造) ①もとい。よりどころ。「基幹・基金・基準・基地・基調」 ②化学反応の際、まとまって一個の原子のように反応する原子団であることを表す語。「アルキル基・水酸基・メチル基」◇原子団の名称につけて使う。 ③すえつけたものを数える語。「灯籠一基」「大砲四基」「クレーン五基」 果たして新渡戸は、「一人前」の結論をどこに見出したのでしょうか。ここでは、『自警録』の『第二章 一人前の人と一人前の仕事』を読みながら、「一人前」について考えてみることにしましょう。 スーパー大辞林
き【器(器)】漢字 ① 入れもの。うつわ。「祭器」「磁器」「神器」「茶器」「陶器」 ② 小型の道具機械。「楽器」「気化器」「計量器」「水準器」「抵抗器」「電熱器」 ③ 動物の器官。「消化器」「生殖器」 ④ 人物の能力。「器量」「才器」「大器」「凡器」 き【機】漢字 ① 布を織る道具。はた。「機業」「織機」 ② (「器」に対して)大型の装置。しかけ。からくり。「機械」「機関」「工作機」「鋳造機」「飛行機」 ③ 心のはたらき。物事のおもむき。「機知」「機微」「機敏」「機略」「心機」「天機」 ④ 物事の起こるきっかけ。「機運」「機縁」「機会」「機宜」「機先」「危機」「契機」「時機」「戦機」「待機」「動機」 ⑤ 物事のかなめ。「機密」「機務」「軍機」「枢機」 ⑥ 「飛行機」の略。「機体」「機長」「戦闘機」「爆撃機」「民間機」 き【基】 一 1(名) ① 〔 group 〕化学反応に際し,一つの分子から他の分子に一団となって移動したり,化合物の化学的性質の原因となったりする原子団。 →官能基 ② 〔 (free) radical 〕 →遊離(ゆうり)基 ③ 〔 radical 〕古く,化学反応において変化せずに残る原子の集団をいった語。 二 (接尾) 助数詞。灯籠(とうろう)墓石など,すえ置くものを数えるのに用いる。「石塔一―」 き【基】漢字 ① もとい。もとづくところ。根本。「基因」「基金」「基源」「基準」「基礎」「基地」「基調」「基盤」「基本」「開基」「培養基」 ② 化学で,反応に際し,一団となって作用する原子団。「水酸基」「硫酸基」 ③ 外国語の音訳字。「基督(キリスト)」「基督教」
(新渡戸稲造『自警録』から、「第二章 一人前の人と一人前の仕事」を引用)
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1982(昭和57)年8月10日第1刷発行 2002(平成14)年8月20日第31刷発行 底本の親本:「自警録」実業之日本社 1929(昭和4)年発行 入力:ゆうき 校正:田中哲郎 2010年7月4日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。 |
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