の
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もの | 数え方 | |
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のう | 能 [→ 仕舞] | 一番 [舞曲]、一曲、一手(て)[決められた一連の技]、一差(さし)[舞]、一幕(まく)、一場(ば)、一景 |
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のうぎょうきょうどうくみあい | 農業協同組合 | 一農業協同組合、一農協、一組合、一棟(むね・とう) [建物で] |
のうこつだん | 納骨壇 [→ 墓] | 一基 |
※ 屋内に設けられる納骨施設。屋内型の墓。 |
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のうこつどう | 納骨堂 [→ 霊堂、→ 墓] | 一堂、一宇、一棟(むね・とう) |
のうし | 直衣 | 一領(りょう・くだり)、一具(ぐ)、一揃、一組、一着 |
※ 文化財では一領という表現が見られる。 |
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のうぜいしょうめいしょ | 納税証明書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
のうぜいつうちしょ | 納税通知書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
のうひんしょ | 納品書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
のうふしょ | 納付書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
のうめん | 能面 [→ 面] | 一面(おもて・めん)、一枚、一頭(かしら) |
※ 文化財では一面という表現が見られる。 |
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のーと・のーとぶっく | ノート・ノートブック [→ 帖面・帳面] | 一冊、一帖(じょう)、一綴(つづり・てつ・てい)、一ページ、一枚 |
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のぎす | ノギス [→ キャリパゲージ・キャリパーゲージ] | 一本、一挺[一丁](ちょう) |
のこぎり | 鋸 [→ チェーンソー、→ 電動鋸] | 一挺[一丁](ちょう)、一本、一柄(へい・え・から・つか)、一台 [電気・電動で] 、一張 |
【知識】「張」は、『 |
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のし | 熨斗 | 一枚 |
のしあわび | 熨斗鮑 | 一枚、一本、一把(わ)、一束(たば)、一折(おり) |
【知識】「枚」で数えられることが多いが、古文書には「本」「把」「束」「折」が見られる。
『武家名目抄・塙保己一編』:「熨斗鮑三百本」 『言継卿記』:「自伊勢神宮御師御祓熨斗鮑百本」「熨斗鮑二把」 『萬天日録』:「寛文十一年正月六日ニ、(略) 御祓、熨斗鮑一折、伊勢春木大夫名代、同、」 【知識】「現今万宝新書(明治20年〈1887年〉)」には『一本と書き、一把と書くべからず』と見られる
【知識】「折」は、「進物や献上品などの数え方」として古文書に見られる。「折」は「台に載せたものの数え方」とされ、『日葡辞書(慶長八年・1603年)』に「Fitouori. ヒトオリ(一折) 果物その他食物をのせる丈の高い食卓〔膳〕とか、布、絹、紙などの折り重ねたものとかを数える言い方」と見られる。また、三保忠夫著「日本語助数詞の歴史的研究」によれば、『増補詳註用文章(明治三年・1870年)』には「鯛一折」「鮮魚一折」「海魚一折」などが見られ、また、「書礼調」「御家書」などの文献には「臺にのせたるを一折」と見られるとある。
『日葡辞書』は、1603年・慶長8年 [ ] に発行された、日本イエズス会宣教師の編による日本語・ポルトガル語辞典で、昭和55年・1980年に邦訳版が『邦訳 日葡辞書』として岩波書店から出版された。 |
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のしいか | 伸し烏賊・伸烏賊・熨斗烏賊 | 一枚 |
のしがみ | のし紙・熨斗紙 | 一枚 |
のしぶくろ | のし袋・熨斗袋 | 一枚、一封、一袋 |
のしもち | のし餅・伸し餅・伸餅 | 一枚 |
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のずる | ノズル | 一本、一個 |
のぞきからくり | 覗きからくり | 一個 [小型のもの]、一台、一式 |
※ 文化財では一個、一式という表現が見られる。 |
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のぞみ | 望み [→ 希望] | 一つ、一縷(る) |
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のだてかんばん | 野立看板 [→ 看板] | 一基、一台、一枚、一面 |
のだてこうこくかんばん | 野立広告看板 [→ 看板] | 一基、一台、一枚、一面 |
のだてこうこくとう | 野立広告塔 | 一基、一台、一面 |
のどわ | 喉輪 | 一下(さげ) |
のべいた | 延べ板・延板 | 一枚 |
のべがね | 延べ金・延金 | 一枚 |
のべざお | 延べ竿・延竿・延べ棹・延棹 | 一本、一竿(かん・さお)、一棹(かん・さお)、一管(かん) |
のべぼう | 延べ棒・延棒 | 一本 |
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のぼとけ | 野仏 | 一体、一座 [座像]、一軀・一躯(く)、一頭(かしら)、一尊、一基 |
のぼり | 幟 [→ 旗] | 一本、一棹(さお・かん)、一竿(さお・かん)、一流(ながれ・りゅう)、一旒(りゅう) |
※ 文化財では一流という表現が見られる。
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のぼりがま | 登窯・登り窯 | 一基 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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のぼりばた | 幟旗 | |
のみ | ノミ・蚤 [→ 昆虫] | 一匹・一疋 |
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のみ | 鑿 [→ ビュラン] | 一挺[一丁](ちょう)、一本 |
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のみもの | 飲み物 [→ ドリンク] | 一椀・一碗(わん)、一樽、一升(ます)、一瓶、一陶、一甕(ひとかめ)、一壺、一桶、一缶、一瓶(びん)、一杯、一盃、一献(こん)、一升(ます)、一口(くち)、一滴、一盞(さん)、一喫(きつ)、一酌(しゃく)、一杓、一啜(すす)り [飲む様] |
※「酒」など、飲み物に該当する各項をご覧ください。 |
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のみや | 飲み屋・飲屋・呑み屋・呑屋 [→ 居酒屋、→ バー] | 一軒、一店、一店舗 |
のり | 海苔[乾燥させた食品] | 一枚、一帖(じょう)[全形の十枚で]、一箱 [三千六百枚=生産から卸の段階で、十帖を一束(把)にして帯を掛け、三十六束(把)詰めたもの]、一缶 |
【知識】「浅草海苔」は、「紫海苔」の俗称で、昔は浅草で作られたが諸国の通名となっているとの表現が江戸時代の文献に見られる。[下記文献参照] |
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のり | 糊 | 一本、一個、一瓶、一缶、一袋 |
のりあいばしゃ | 乗合馬車・乗り合い馬車 [→ 馬車] | 一輛・一両、一台、一頭立(たて・たち) [引く馬の数で]、一輪(りん) [車輪の数で] |
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のりまき | 海苔巻き [→ 巻きずし、→ すし] | 一本、一個、一切(きれ) |
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のりもの | 乗り物・乗物 [→ 車] | 一台、一輛・一両、一機、一隻(せき)、一艘(そう)、一艇、一杯・一盃(はい)、一挺[一丁](ちょう)、一乗(じょう) |
※ 形や用途によって様々です。
※ 文化財では一挺という表現が見られる。
【知識】「乗物」と言えば「輿」「駕籠」を指した時代があり、また、「車」と言った場合「人力車」などを指した時代があった。
【知識】『貞丈雑記(天保14年 [1843年] )』に「輿(こし)などを一丁・二丁と云うは、「丁」の字「あたる」とよむ字にて、一人あて・二人あてと云う心なり。一人まえ・二人まえと云うに同じ』と見られる。 |
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のれん | 暖簾 | 一枚、一垂(たれ)、一張(はり・ちょう)、一座(ざ)、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) |
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のろし | 狼煙・烽火 | 一炬(きょ)、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一本、一道(どう) |
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