さ
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もの | 数え方 | ||||
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さーかす | サーカス | 一団、一座 | |||
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さーきっと | サーキット[競技用環状道路] | 一面、一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||
さーきゅれーたー | サーキュレーター [→ エアサーキュレーター、→ 扇風機] | 一台、一基 [大型で]、一枚 [羽根で] | |||
さーくる | サークル | 一つ、一サークル | |||
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さーちらいと | サーチライト [→ 照空灯、→ 探照灯、→ 投光器] | 一台、一基、一灯、一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||
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さーばー | サーバー [料理を取り分けるスプーンとフォーク] | 一組、一セット | |||
さーばー | サーバー [ウォーターサーバーなどで] | 一台 | |||
さーばー | サーバー [コンピューター関連で] [→ クライアント] | 一台、一基、一バイト [1ギガバイト=1GB、1テラバイト=1TB など容量で] | |||
さーばーらっく | サーバーラック | 一架、一基、一台、一本 | |||
※ 通信分野で、「架」という字を「が」と発音することがある。 |
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さーぶ | サーブ [→ スパイク] | 一本、一回 [バレーボールやテニスで] | |||
さーふぼーど | サーフボード | 一台、一枚、一艇、一本 | |||
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さーべる | サーベル [→ 刀] | 一本 | |||
さい | サイ・犀 [→ 動物] | 一頭、一匹・一疋 | |||
※ 頭、匹は大きさなどで使い分けられることがある。匹は主に小型のもので。 |
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さい | 賽・采 | ||||
さいえん | 菜園 [→ 畑・畠] | 一枚、一面 | |||
さいがい | 災害 | 一回、一度、一箇所(一か所・一カ所) | |||
さいがいきゅうじょけん | 災害救助犬 [→ 犬、→救助犬、→ 動物] | 一頭、一匹・一疋 | |||
※ 匹、頭は大きさなどで使い分けられることがある。匹は主に小型のもの、頭は主に大型のもので。介助犬・救助犬・警察犬などは「頭」と数えることが多い。 |
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ざいがくしょうめいしょ | 在学証明書 | 一通、一枚、一葉(よう) | |||
さいきん | 細菌 [→ ウイルス] | 一個、一匹・一疋、一株、一種 | |||
さいけん | 債券 | 一通、一枚、一葉(よう) | |||
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さいころ | サイコロ・賽ころ・賽子・骰子 | 一個、一つ、一賽、一目(め)・一の目(め) [転がして出る目の数] | |||
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さいこん | 再婚 | 一件、一組 | |||
さいじん | 祭神 | 一柱(はしら)、一座、一神 | |||
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ざいす | 座椅子 | 一台 | |||
さいだん | 祭壇 | 一台、一基 | |||
さいと | サイト [→ ウェブサイト] | 一つ、一サイト | |||
さいどかー | サイドカー [→ オートバイ] | 一台、一輛・一両 | |||
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さいどてーぶる | サイドテーブル [→ 脇机] | 一台、一脚 | |||
さいどぼーど | サイドボード [→ ダイニングボード、→ リビングボード、→ 食器棚] | 一台、一本、一架、一棹・一竿(さお) | |||
【知識】「一棹・一竿」は、竹や木の棒を通して担ぐようにした長持や簞笥で使われるが、長持や簞笥と同じような形状の家具全般に使われることもある。また、家具店では、家具全般を「本」という数え方をすることがある。 |
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さいはい | 采配・采幣 | 一握(あく)、一柄(へい・え・から)、一本 | |||
※ 文化財では一握、一柄、一本という表現が見られる。
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さいばし | 菜箸 [→ 取り箸、→ 箸] | 一揃(そろい・そろえ)、一組、一前(ぜん)、一具(ぐ・よろい)、一対、一本 [片方で] | |||
【知識】口に運ばないので、通常、「一膳」は使わない。 |
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さいばん | 裁判 [の件数、回数] [→ 判例] | 一件、一度 | |||
裁判 [の段階] | 一審、二審:控訴審、三審:上告審 | ||||
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さいふ | 財布 [→ 札入れ、→ コインケース] | 一個、一枚、一具(ぐ) | |||
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さいふく | 祭服・斎服 | 一着 | |||
サイフォン・サイホン | サイフォン・サイホン | 一台、一本、一瓶 | |||
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さいぼう | 細胞 | 一個、一片 | |||
さいぼーぐ | サイボーグ [→ 人型ロボット、→ アンドロイド、→ 人造人間、→ ロボット] | 一体、一人(り/たり・にん)、一台 | |||
さいほうだい | 裁縫台 [→ 仕立て台] | 一台 | |||
さいむ | 債務 | 一口 | |||
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ざいもく | 材木 | 一本、一枚 [板状で]、 一丁(ちょう)、一束(そく)、一木、一締(しめ)、一才(さい)、一石(こく)、一尺〆(しゃくじめ)、一棚、一村 | |||
【知識】「村」は、『正倉院文書』の『続々修(天平宝字2年〈758〉[
])』に「薪卅八荷、松廿村」「黒柿端五村〈三村各長一尺、二村各長四寸〉」などと、また、『
「村」という助数詞について、「新訂増補国史大系第二十六巻 (吉川弘文館刊)」の『延喜式』の頭書では、「檜榑一村」の「一村」の右側に「イスム」、左側に「ヒトムラ」と書き入れが見られる。「イスム」は「イッスン」か。
宮内庁書陵部所蔵の『延喜式』(安政5年〈1858〉校)では、「村」に「むら」と朱で書き入れが見られる(「宮内庁書陵部所蔵『延喜式』 」)。「村」は、「むら・ソン・スン」と読まれていたか。
『延喜式』の全50巻中に、助数詞として使われる「村」は 50 数項目が確認できている。確認されているものを《参考欄》に記す。
※ 一才(さい)、一石(こく)、一尺〆(しゃくじめ)は、それぞれ体積の単位。 一才(さい)
一石(こく)
一尺〆(しゃくじめ)
一棚
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ざいる | ザイル [→ 綱、→ 縄、→ ロープ] | 一本、一巻(まき)、一束、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||
さいれん | サイレン [→ 空襲警報] | 一回、一度 | |||
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さいろ | サイロ | 一基、一本 | |||
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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さいんあうと | サインアウト [→ ログアウト、→ ログオフ] | 一回 | |||
さいん | サイン [→ 署名] | 一筆(ひつ)、一人(り/たり・にん)、一枚 | |||
さいんいん | サインイン [→ ログイン] | 一回 | |||
さいんちょう | サイン帳 [→ サイン] | 一冊 | |||
さいんぺん | サインペン [→ フェルトペン] | 一本 | |||
さうんどてーぷ | サウンドテープ [→ ビデオテープ] | 一本、一巻 | |||
さお | 竿・棹 | 一本、一竿(かん・さお)、一棹(かん・さお)、一管(かん) | |||
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さおいし | 棹石・竿石 [→ 墓石、→ 石灯籠] | 一棹・一竿(さお)、一本 | |||
【知識】墓石や石灯籠などで、まっすぐに立っている本体の部分。墓石では主に戒名を刻む部分。 |
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さおだけ | 竿竹 | 一本 | |||
さおばかり | 竿秤・棹秤・さお秤 | 一台、一挺[一丁](ちょう)、一本 | |||
「職人尽歌合」に見られる室町時代の「さお秤」
【知識】さお秤には、厘、毛などの少量をはかれる釐等具(れいてんぐ)、厘様・小釐等(りんだめ)などと呼ばれるものがある。厘様・小釐等は釐等具より小さい竿秤。この絵には、1厘(約0.0375g)まで計れる最小のさお秤が描かれている。
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さおぶち | 竿縁 | 一枚 | |||
さおものがし | 棹物菓子 [→羊羹、→外郎] | 一棹・一竿(さお)、一本 | |||
【知識】「棹物菓子」は、細長く棒状をしている和菓子の総称で、
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さか | 坂 | ||||||||||||||||||||
さかがめ | 酒甕 | ||||||||||||||||||||
さかき | サカキ・榊 [→ 植物] | 一本、一把(わ)、一束、一対(つい)、一株 | |||||||||||||||||||
【知識】一対は、神前に左右に供える形で、二把(二束)を使う。一把(一束)が大きい場合は、二つに分けて一対とすることもある。
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さかきだい | 榊台 | 一対 | |||||||||||||||||||
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さかぐら | 酒蔵・酒倉 [→ 蔵] | 一棟(むね・とう)、一戸前(とまえ)、一戸(こ)、一宇(う) | |||||||||||||||||||
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さかずき | 杯・盃・坏 [→ お猪口、→ 猪口、→ 土器(かわらけ)] | 一個、一つ、一口(こう・く・くち)、一盞(さん)、一枚 [平たいもので]、一組 [五個など複数で] | |||||||||||||||||||
【知識】『大字典(大正6年・1917年) 編纂:上田萬年 他』では、『杯とは酒器で、羹を盛る器』とし、『木偏であるのは木製であるから』との表現が見られる。また、『盃』は『杯』の俗字としてる。
※ 文化財では一口(く)という表現が見られる。
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杯・盃・坏 [飲む時] | 一杯、一盃、一献(こん)、一口(くち)、一盞(さん)、一つ、一啜(すす)り | ||||||||||||||||||||
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さかずきだい | 杯台 | 一具 | |||||||||||||||||||
さかだな | 酒店・酒棚 [さかみせ、さけみせ、しゅてん] | ||||||||||||||||||||
さかだる | 酒樽 [→ 樽、→ 醤油樽、→ 酒] | 一樽(たる・そん)、一本、一挺[一丁](ちょう)、一荷(か)、一駄(だ) [ 馬または牛一頭に背負わせる量。八升樽八樽とされた ] | |||||||||||||||||||
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さかつぼ | 酒壺 | ||||||||||||||||||||
さかな | 魚 [→ 魚類、→ 魚介類] | 一匹・一疋、一尾(び・お)、一本、一枚、一頭 [まれに大魚で] 、一喉(こん・こう)、一尺(せき・しゃく)、一隻(せき・しゃく)、一掛・一懸(かけ)、一束(そく)[イワシやアジなどを一度にまとめて釣る仕掛けを使って釣った100匹。北海道福島町史によれば鮭は一束で20匹]、一籠、一条(じょう・すじ)、一筋(すじ)、一樗蒲(ちょぼ)[サヨリ、シラウオなど二十一匹で。後に二十匹でも] 、一桶、一折(おり)、一皿、一片、一群(むれ・ぐん)、一体、一個体 など | |||||||||||||||||||
【知識】「一尾」を「ひとお」と読むことは、『和漢音釈書言字考節用集(元禄11年・1698年)』に見られる。
【知識】「隻」は、『続日本紀(797年)』に「大魚五十二隻」と、『日本霊異記(822年)』に「鯔八隻」と、『延喜式(967)年 』に「大鯖九十隻、鯉魚四隻、鮭卌五隻」などと見られる。
【知識】「一懸」は、室町年間に書かれた『
【知識】「折」は、「進物や献上品などの数え方」として古文書に見られる。「折」は「台に載せたものの数え方」とされ、『日葡辞書(慶長八年・1603年)』に「Fitouori. ヒトオリ(一折) 果物その他食物をのせる丈の高い食卓〔膳〕とか、布、絹、紙などの折り重ねたものとかを数える言い方」と見られる。また、三保忠夫著「日本語助数詞の歴史的研究」によれば、『増補詳註用文章(明治三年・1870年)』には「鯛一折」「鮮魚一折」「海魚一折」などが見られ、また、「書礼調」「御家書」などの文献には「臺にのせたるを一折」と見られるとある。
『日葡辞書』は、1603年・慶長8年 [ ] に発行された、日本イエズス会宣教師の編による日本語・ポルトガル語辞典で、昭和55年・1980年に邦訳版が『邦訳 日葡辞書』として岩波書店から出版された。 【知識】「魚類の八つ以上を一折と書く」と
『諸魚:魚七つまでは員数を書くべし。八つ以上一折と書く』 ※編集注:「品物名数抄」に示されている「折」は、『書くべし』『書く』などの表現から推して、進物に添える書状や目録などでの書き方を指南したものか。 ※ 新聞では基本的に「匹」。放送では基本的に「匹」を使うが、漁業、釣りなどの専門用語として「尾」「本」で表現することもあるとされる。「一体、一個体」は、主に学術上などで。
《付録》魚の名前と漢字表記
《付録》部首による漢字の読み方 - 魚 |
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さかな | 肴 [→ 酒肴、→ つまみ] | 一品 | |||||||||||||||||||
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さかみせ | 酒店 [さかだな、さけみせ、しゅてん] | ||||||||||||||||||||
さかみち | 坂道・坂路 [→ スロープ、→ 道] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一うねり、一線、一髪、一径、一ルート、一車線 | |||||||||||||||||||
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さかや | 酒屋 | 一軒、一店、一店舗、一棟(むね・とう)、一構(かまえ) | |||||||||||||||||||
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ざかん | 座棺/坐棺 | ||||||||||||||||||||
【知識】遺体を座った姿勢で納めるように作った棺。あおむけに寝かせたまま納める棺は寝棺(ねかん/ねがん)。 |
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さぎ | サギ・鷺 [→ 鳥] | 一羽(わ)、一匹・一疋、一翼(は・はね・よく)、一翅(し)、一番(つがい)、一羽撃・羽搏(はばたき) [はばたく動作のこと]、一群(ぐん・むれ)、一団(だん) | |||||||||||||||||||
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さきそふぉん・さきそふぉーん・さきそほん・さきそほーん | サキソフォン・サキソフォーン・サキソホン・サキソホーン [→ サクソフォーン、→ 楽器] | 一本 | |||||||||||||||||||
さきばこ | 先箱 | ||||||||||||||||||||
さきばし | 裂箸 [→ 割り箸、→ 引き裂き箸、→ 箸] | 一膳、一本 [割った片方] | |||||||||||||||||||
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さぎょうだい | 作業台 | 一台 | |||||||||||||||||||
さぎょうふく | 作業服 | 一着、一揃(そろい)、一組、一枚 | |||||||||||||||||||
さぎょうぼうし | 作業帽子 | 一個、一枚 | |||||||||||||||||||
さきん | 砂金・沙金 | 一粒、一掴(つかみ)、一袋、一嚢(のう) | |||||||||||||||||||
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さく | 柵 | 一本、一囲(かこい)、一構(かまえ)、一重(え・じゅう) [「重」は柵を複数重ねて囲って] | |||||||||||||||||||
ざぐ | 坐具・座具 | 一枚、一頂(ちょう) | |||||||||||||||||||
【知識】「一頂(いっちょう」は、『和漢音釈書言字考節用集(元禄11年・1698年)』に見られる。「袈裟」も「一頂(いっちょう」と数えるとある。「坐具・座具」は、勤行や礼拝などの際に敷く布。 |
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さくがんき | 削岩機 | 一台、一基 | |||||||||||||||||||
さくぐ | 索具 | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||||||||||||||||||
さくじょう | 作条 | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||||||||||||||||||
さくそふぉーん・さくそふぉん・さくそほーん・さくそほん | サクソフォーン・サクソフォン・サクソホーン・サクソホン [→ サキソフォン、→ 楽器] | 一本 | |||||||||||||||||||
さくどう | 索道 [設備全体や支柱の数で] [→ ロープウェイ] | 一基、一本 | |||||||||||||||||||
索道 [椅子やゴンドラなどの搬器で] | 一台 | ||||||||||||||||||||
索道 [索条(ロープ)で] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | ||||||||||||||||||||
さくひん | 作品 | 一作、一作品、一点 | |||||||||||||||||||
さくぶん | 作文 | 一作、一作品、一点、一編、一篇、一文、一章、一節、一行(ぎょう・くだり)、一段落、一項、一句、一語、一字 | |||||||||||||||||||
さくら | サクラ・桜 [→ 植物] | 一本(ほん・もと)、一枝、一朶(だ) [枝一本のこと。主に花の付いた一枝、または花のまとまりで使われる。本来の意味は垂れ下がった枝]、一房、一輪、一枚(まい・ひら)、一片(ひら・へん)、一株(かぶ・しゅ)、一樹(じゅ)、一木(ぼく)、一座 [山のようにこんもりしている様] | |||||||||||||||||||
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さくらんぼ・さくらんぼう | サクランボ・サクランボウ・桜ん坊・桜坊・桜桃 [→ 桜桃、→ 果物] | 一粒、一個、一つ、一房、一顆(か)、一果(か)、一菓(か)、一箱、一パック | |||||||||||||||||||
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ざくろ | ザクロ・石榴・柘榴 [→ 植物] | 一個、一つ、一顆(か)、一果(か)、一菓(か) | |||||||||||||||||||
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さけ [しゃけ] | サケ [シャケ]・鮭 [→ 魚] | 一匹・一疋、一尾、一本、一尺(せき・しゃく)、一隻(せき・しゃく)、一束(そく) [20匹(北海道福島町史による)]、一石(こく)[3束で60匹(北海道福島町史などによる)、40匹(広辞苑、大辞林による)]、一枚、一切(きれ)、一片 | |||||||||||||||||||
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さけ | 酒 [入れ物に入って] [→ 酒樽、→ 徳利、→ 銚子] | 一本、一樽(たる・そん)、一升(ます)、一瓶(びん・かめ・へい)、一壜(びん・どん)、一陶(とう・とくり)、一甕(かめ)、一壺(こ)、一桶、一筒、一瓢(ひょう)、一斤(きん) [一升のこと]、一荷(か)、一挺[一丁](ちょう) [樽を一挺と数えることがある]、一駄(だ) [ 馬または牛一頭に背負わせる量。八升樽八樽とされた。「一駄は樽二挺」と「現今万宝新書(明治20年〈1887年〉)」に見られる] | |||||||||||||||||||
【知識】「陶(とくり)」は、『
【知識】「
【知識】「
【知識】「酒」の単位
【知識】「酒税法」を見ると、度量衡が「尺貫法」であった時代の税率は「石」を単位とし、「尺貫法」が廃止された現在は「キロリットル」を単位としている。
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さけ | 酒 [飲む時・酒杯] | 一杯、一盃、一献(こん)、一椀・一碗(わん)、一升(ます)、一口(くち)、一滴、一盞(さん)、一酌(しゃく)、一杓、一本、一銚子、一啜(すす)り、一尊(そん)[尊は古代中国の酒器]、一爵(しゃく)[爵は古代中国の酒器] | |||||||||||||||||||
【知識】「一銚子」は、『日葡辞書』に「酒の(銚子で運ぶ)回数の数え方」とある。(『邦訳 日葡辞書(岩波書店)』より。『日葡辞書』は、1603年・慶長8年 [] に発行された、日本イエズス会宣教師の編による日本語・ポルトガル語辞典)
【知識】
『
『言継卿記(弘治三年〈1557年〉三月十三日)』「持明院に扇二本、五霊膏之方等遣之、次大林寺へ罷向、牛黄円二貝、さつか一束遣之、吸物入麺にて二献有之、」
『言継卿記(弘治二年〈1556年〉十月卅日)』「次未刻住持呼、湯豆腐にて勧一盞、及黄昏雑談了」
【知識】『尊』は古代中国の酒器で、杜甫の「春日憶李白」の一節に登場する。[下記作品参照]
『訓蒙図彙』に見られる「尊」
(国立国会図書館蔵) 【知識】『爵』は古代中国の酒器。「爵」はスズメの意でスズメをかたどったもの。後水尾天皇の寛永元年五月二十五日の幕府令に「幕府、令して饗宴の際は羹二品、菜五種、酒三爵、肴二品と定め、」と見られる。また、漢詩にも「楽飲過三爵」(曹植)などと見られる。
『訓蒙図彙』に見られる「爵」
(国立国会図書館蔵) |
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さけ | 酒 [飲む酒席] | 一席、一宴、一夜、一回、一度 | |||||||||||||||||||
さげお | 下げ緒・下緒 | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||||||||||||||||||
さけかす | 酒粕 | 一枚 | |||||||||||||||||||
さげじゅう・さげじゅうばこ | 提重・提重箱 [→ 弁当] | 一提(さげ)・一下(さげ)、一式、一組、一具 | |||||||||||||||||||
※ 文化財では一具、一式、一提、一組、一口、一基という表現が見られる。
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さげたばこぼん | 提煙草盆 | ||||||||||||||||||||
さけみせ | 酒店 [さかだな、さかみせ、しゅてん] | ||||||||||||||||||||
さけめ | 裂け目・裂目 [→ 亀裂] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||||||||||||||||||
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ささ | ササ・笹 [→ 熊笹、→ 植物] | 一本、一枚 [葉]、一株、一群・一叢(むら・そう)・一簇(むら・そう)[群生で] | |||||||||||||||||||
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さざえ | サザエ・栄螺 [→ 貝] | 一個、一匹・一疋 | |||||||||||||||||||
ささかまぼこ | 笹かまぼこ・笹蒲鉾 [→ 蒲鉾] | 一枚、一切(きれ)、一片 | |||||||||||||||||||
さし | 砂嘴 | 一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) | |||||||||||||||||||
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さじ | 匙 [→ スプーン] | 一本、一柄、一支、一組 [五本など] | |||||||||||||||||||
※ 一柄、一支は文化財での数え方として見られる。 |
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匙 [ですくう] | 一匙、一杯、一掬(すくい・きく) | ||||||||||||||||||||
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さしえ | 挿し絵・挿絵・插絵 | 一図(ず)、一枚、一葉(よう)、一点 | |||||||||||||||||||
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さしおさえ | 差し押え・差押え | 一件、一点 | |||||||||||||||||||
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さしがね | 差金・指金・指矩 [→ 曲尺] | 一挺[一丁](ちょう)、一本 | |||||||||||||||||||
さしがみ | 差紙・指紙 | 一通、一枚、一葉(よう)、一片、一封、一本、一書 | |||||||||||||||||||
さじき | 桟敷 [→ 座席、→ 席、→ 土間] | 一席、一間 | |||||||||||||||||||
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ざしき | 座敷 | 一間、一室、一部屋、一畳 [広さで]、一席 [酒席として] | |||||||||||||||||||
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さしさば | 刺鯖・挟鯖 | 一刺、一挟 | |||||||||||||||||||
【知識】背開きにした二匹の塩鯖を一刺としたもの。「現今万宝新書(明治20年〈1887年〉)」に「挟鯖・一挟(二枚なり)」と見られる。 |
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さしなわ | 緡縄・差縄 | ||||||||||||||||||||
さしは・さしば | 翳 | 一本、一柄(へい・え・から) | |||||||||||||||||||
【知識】「翳」は、鳥の羽や絹を張ったうちわ形のものに長い柄をつけた道具。貴人の顔を隠すために用いられた。下の図の「訓蒙圖彙」では「翳(えい)」「しょうえい(障翳)」とされる。
『訓蒙図彙』に見られる「翳」
(国立国会図書館蔵)
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さしば | 差し歯・差歯 [→ 歯] | 一本、一枚、一歯 [歯科専門的に] | |||||||||||||||||||
さしみ | 刺身 | 一切(きれ)、一片、一皿、一盛(もり)、一舟、一人前、一さく [細長い固まりで] | |||||||||||||||||||
※ 一さくの「さく」は、「冊」「册 (冊の旧字体) 」「柵」などの字が当てられることがある。 |
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さしみぼうちょう | 刺身包丁・刺身庖丁 [→ 包丁] | 一本、一挺[一丁](ちょう)、一柄(へい・え・から・つか) | |||||||||||||||||||
さしもの | 指物/指し物/差物/差し物 [→ 旗指物] | 一本 | |||||||||||||||||||
※ 文化財では一本という表現が見られる。 |
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さしりょう | 差料/差し料 [→ 刀] | 一振(ふり)、一本、一腰(こし・よう・ふり)、一口(ふり・くち・こう・く)、一刀、一剣 | |||||||||||||||||||
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さすぷろ/さすてにんぐぷろぐらむ/さす | サスプロ/サステイニングプログラム/サス/sustaining program [→ 番組] | 一本、一番組 | |||||||||||||||||||
【知識】民間放送局が広告なしで放送する番組。自主番組。 |
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さすぺんだー | サスペンダー [→ ズボン吊り] | 一本 | |||||||||||||||||||
さすまた | 刺股・刺叉・刺又・指叉 [→ 突棒、→ 袖搦み] | 一本、一柄(へい・え・から・つか)・一挺[一丁](ちょう) | |||||||||||||||||||
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ざせき | 座席 [→ 席、→ 桟敷、→ 土間] | 一席、一台 [複数連なったものや長椅子など]、一間(けん)、一桝(ます) | |||||||||||||||||||
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ざぜん | 座禅・坐禅 | 一回、一炷(しゅ・ちゅう)、一炷香 | |||||||||||||||||||
【知識】座禅は、一本の線香を焚ききる時間で表される。「一炷」は「香のひとくゆり」のことで、線香の長さによって30分から1時間程度とされるが、通常40分から45分で行われることが多い。「一日に三炷」と言った場合、一炷を三回続けて行う場合と、食事などを挟んだ三回を表すことがある。 |
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ざぞう | 座像・坐像 | 一体、一座(ざ)、一軀・一躯(く)、一頭(かしら)、一尊、一基、一像 | |||||||||||||||||||
※ 文化財では一体、一軀という表現が見られる。 |
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さそり | サソリ・蠍 | 一匹・一疋 |
ざたく | 座卓 [→ テーブル] | 一脚、一卓、一台、一本 |
【知識】家具店では、家具全般を「本」という数え方をすることがある。 |
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さつ | 札 [→ 紙幣] | 一枚、一片(へん・ひら)、一束 |
さついれ | 札入れ [→ 財布、→ コインケース] | 一枚、一個、一具(ぐ) |
さっかーこーと | サッカーコート | 一面 |
さっかーごーる | サッカーゴール [→ ゴールポスト、→ ゴールネット] | 一台、一基、一組・一対 [二台で] |
さっかーじょう | サッカー場 | 一面 |
さっかーぼーる | サッカーボール | 一個、一球 |
さつき | サツキ・皐月 [→ 植物] | 一本(ほん・もと)、一株、一鉢(はち)、一群(むれ)・一叢(むら・そう)・一簇(むら・そう)[群生で]、一輪 [花] |
さっき | 殺気 | 一陣、一脈、一道 |
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ざづくえ | 座机 | 一脚、一台、一基、一前(ぜん)、一卓 |
さっくす | サックス [→ サクソフォーン、→ 楽器] | 一本 |
さっこうき | 削孔機・穿孔機 | 一台、一基 |
ざっし | 雑誌 | 一冊、一誌、一種 [種類]、一部、一号・一巻 [発行の順序で]、一版[初版]・二版[再版]・三版… |
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さっしゅ・さっし | サッシュ・サッシ | 一本 |
ざっそう | 雑草 [→ 草] | 一本(ほん・もと)、一茎(けい・くき)、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一葉(よう・は)、一群・一叢(むら・そう)・一簇(むら・そう)[群生で] |
さつたば | 札束 [→ 紙幣] | 一束(たば)[通常100枚で] |
さつびら | 札びら・札片 | |
さつまあげ | 薩摩揚げ | 一枚、一片 |
さつまいも | サツマイモ・薩摩芋 [→ 野菜] | 一本、一個、一株、一山、一袋 |
さていしょ | 査定書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
ざてーぶる | 座テーブル [→ テーブル] | 一脚、一卓、一台、一本 |
【知識】家具店では、家具全般を「本」という数え方をすることがある。 |
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さてつ | 砂鉄 | 一粒 |
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さといも | サトイモ・里芋 [→ 野菜] | 一個、一株、一本、一山、一袋 |
さとう | 砂糖 [使う分量などで] [→ 角砂糖、→ 氷砂糖] | 一匙、一掬(すくい・きく)、一杯、一カップ、一摘・一撮・一抓(つまみ)、一粒・一顆(か)[ざらめなど]、一個 [角砂糖]、一片 [角砂糖]、一個・一塊(かたまり・かい)[黒砂糖、氷砂糖など] |
砂糖 [容器などで] | 一袋(ふくろ・たい)、一箱、一斤(きん)、一叺(かます)、一貫(ぬき)、一曲(まげ)、一個 | |
【知識】流通での一袋は 150斤。90kg。(尺貫法での一斤は 600g。一斤=160匁。1匁=3.75g)
【知識】アンペラ包の1個は約100斤。約 60kg。 |
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さとうきび | サトウキビ・砂糖黍 | 一本、一株、一節 |
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さどる | サドル | 一台、一本 |
さなぎ | サナギ・蛹 | 一匹・一疋、一個 |
さにーれたす | サニーレタス [→ 野菜] | 一玉、一個、一枚[葉]、一株 |
さば | サバ・鯖 [→ 魚] | 一匹・一疋、一尾(び)、一本 |
(サバの)開き [→ 開き] | 一枚 | |
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さふぁいあ | サファイア [→ 宝石] | 一個、一粒、一石(せき)[主に指輪などに配されて]、一玉、一顆(か)、一カラット [単位] |
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ざぶとん | 座布団 | 一枚、一客、一重(かさね)、一揃(そろえ)、一組 |
【知識】「一客」は、主に来客や特別な機会のために用意したもので。通常五枚で一組。 |
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さぽーたー | サポーター | 一枚、一箱 ※ 医療用など |
さぽーたー | サポーター | 一人(り/たり・にん)、一団、一群(ぐん・むれ) |
※ スポーツなどで支援・応援する人 |
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さぼてん | サボテン・覇王樹・仙人掌 [→ 植物] | 一本、一株、一茎、一鉢 |
さむえ | 作務衣 | 一枚、一着 |
さめ | サメ・鮫 [→ 魚] | 一匹・一疋、一頭、一尾 |
※ サメやマンボウなどの大型の魚は「頭」で数えられることもある。 |
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さや | 鞘 [→ 刀] | 一本 |
さやいんげん | サヤインゲン・莢隠元 [→ 隠元、→ 豆] | 一莢(さや)、一本、一株、一袋、一山 |
さやえんどう | サヤエンドウ・莢豌豆 [→ きぬさや、→ 豌豆、→ 豆] | 一莢(さや)、一本、一株、一袋、一山 |
さより | サヨリ・鱵・細魚・針魚 [→ 魚] | 一匹・一疋、一尾、一条(じょう・すじ)、一筋(すじ) |
さら | 皿 [→ 食器] | 一枚、一客、一口(こう・く・くち))、一組、一揃(そろい) |
【知識】「一客」は、主に接客や特別な機会のために用意したもので。
【知識】「一組・一揃」は、和食器では五個(枚)、もしくは十個(枚)。洋食器では六個(枚)、もしくは十二個(枚)で。
※ 文化財では一口(く)、一枚という表現が見られる。 |
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さら | 皿 [料理などを盛って] | 一皿(さら)[ヒトサラ、フタサラ、ミサラ、ヨサラ、イツサラ、ロクサラ、ナナサラ、ハチサラ、キューサラ、トサラ] |
※「NHKことばのハンドブック第2版 」によれば、これらを放送での原則としての発音基準としています。また、場合によっては「ヨサラ=ヨンサラ」「イツサラ=ゴサラ」「トサラ=ジッサラ=ジュッサラ」と発音してもよいとしています。
※ 11皿(ジュウイチサラ)を、「トウとヒトサラ」、12皿(ジュニサラ)を、「トウとフタサラ」といった数え方もあります。
※ 数詞の発音の、和語名詞に付く場合の基本は「ヒト、フタ、ミ、ヨ、イツ、ム、ナナ、ヤ、ココノ、ト」ですが、現代の日常会話では必ずしもこのままの発音とはなっていないようです。
※ 編集註:料理・グルメ番組などで、「サンサラ目」といった数え方をする人がいますが、「ヒトサラ目」「フタサラ目」と言ったら、「ミサラ目」と言って欲しいと思うのですが…。 |
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ざらがみ | ざら紙・ザラ紙 | |
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さらし [さらしもめん] | 晒し・晒 [晒し木綿] | 一枚、一反・一端(たん)、一丈 |
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さらだな | サラダ菜 [→ 野菜] | 一玉、一個、一枚[葉]、一株 |
さらばかり | 皿秤・盤秤 | 一台、一挺[一丁](ちょう) |
「人倫訓蒙図彙(じんりんきんもうずい)」(江戸時代前期・元禄期の風俗事典/元禄3年・1690年
刊)に見られる『秤』の図。
『 |
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ざらめ・ざらめとう | 粗目・粗目糖 [→ 砂糖] | 一粒、一顆(か) |
ざりがに | ザリガニ・蝲蛄 [→ エビガニ、→ アメリカザリガニ] | 一匹・一疋、一尾 [食用に流通する場合などに一尾とも] |
さる | サル・猿 [→ 動物] | 一匹・一疋、一頭、一群(むれ) |
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ざる | 笊 [→ 籠] | 一個、一枚 |
ざるそば | ざる蕎麦・笊蕎麦 [→ 蕎麦] | 一枚、一杯、一笊(ざる)、一丁、一人前 |
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さるびあ | サルビア [→ 花] | 一輪、一本(ほん・もと)、一朶(だ) [枝一本のこと。主に花の付いた一枝、一輪の花。本来の意味は垂れ下がった枝]、一茎(けい・くき)、一株(かぶ・しゅ)、一把(わ)、一束(たば)、一鉢、一群・一叢(むら・そう)・一簇(むら・そう)[群生で]、一団 [群生で] |
さるまた | 猿股 [→ パンツ] | 一枚、一丁 [主に穿いた様で]、一つ [主に穿いた様で] |
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さわ | 沢 [→ 川] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一流(ながれ) |
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さん | 桟 | 一本 | さんえばこ | 三衣箱・三衣匣 [→ 袈裟箱] | 一合 |
さんがく | 算額 [→ 額] | 一枚、一面、一架(か)、一額 |
※ 文化財では一面、一額という表現が見られる。 |
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さんかくきん | 三角巾 | 一枚 |
さんかくこーん | 三角コ-ン [→ ロードコーン、→ パイロン、→ カラーコーン] | 一本 |
※「カラーコーン」は登録商標 |
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さんかくじょうぎ | 三角定規 | 一枚 |
ざんかんしゅいしょ | 斬奸趣意書 [→ 書状] | 一通、一枚、一葉(よう) |
ざんかんじょう | 斬奸状 [→ 書状] | 一通、一枚、一葉(よう) |
【知識】悪人を切り殺す時に、その理由などを明らかにするために書き記した文書。斬奸趣意書。 |
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さんぎ | 算木 | 一本、一枚 |
さんきゃく | 三脚 [→ 一脚] | 一台、一本 |
※ 一般的なカメラなどに使われる、比較的小型のものは「本」で数えることとも。 |
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さんきゃくいす | 三脚椅子 [→ 三脚几] | 一脚 |
さんきゃくき | 三脚几 [→ 三脚椅子] | 一脚 |
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さんぐらす | サングラス [→ 眼鏡] | 一本、一個、一枚 |
さんけい | 参詣 [→ 参拝] | 一度(ど・たび)、一回、一箇所(一か所・一カ所) [参詣する場所の数で] |
【知識】日本の民間信仰に、神仏に祈願するために同一の社寺に百度参拝する「百度参り(ひゃくどまいり)」「お百度(おひゃくど)」がある。江戸中期の句集『俳諧武玉川(はいかいむたまがわ)』に、「百度参の 供も百度(ひゃくたび)」という句がある。
【知識】「百度参り」をすることを「百度を踏む」とも表現する。
【参考】夏目漱石 「夢十夜」:それから段々を下りて来て二十間の敷石を往ったり来たり御百度を踏む。 【参考】江戸時代、穴あき銭をまとめておく縄や麻紐でできた「銭緡・銭差(ぜにさし)」が、「百度参り」の際に回数を数えるための「数取り」にも使われ「お百度緡(おひゃくどざし)」などと呼ばれた。 [→銭緡・銭差]
《付録》四国八十八箇所など日本の霊場巡り |
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さんげん | 三弦・三絃 [→ 三味線] | 一挺[一丁](ちょう)、一棹・一竿(さお) |
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さんご | サンゴ・珊瑚 | 一株、一本、一塊(かたまり・かい)、一群、一個体、一群体 |
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さんごう | 塹壕 | 一本、一基 |
さんこしょ | 三鈷杵 | |
さんごしょう | サンゴ礁・珊瑚礁 | 一塊(かたまり・かい)、一群、一箇所(一か所・一カ所) |
さんしつ | 蚕室 [→ 蚕(かいこ)] | 一室 |
さんじゅうのとう | 三重塔 [→ 塔] | 一基、一本、一宇、一塔、初層[一層]・二層など [塔の階層] |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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さんしょううお | サンショウウオ・山椒魚 | 一匹・一疋、一頭 [オオサンショウウオなどの大型で] |
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さんしん | 三線 [→ 楽器] | 一棹・一竿(さお)、一挺[一丁](ちょう) |
さんすいが | 山水画 | 一枚、一幅(ふく)、一幀(てい・とう)[主に掛け物仕立てや額装で]、一面、一点 [主に展示や商品などで] |
さんそこきゅうき | 酸素呼吸器 [→ 空気呼吸器、→ ボンベ] | 一台、一式 |
さんそぼんべ | 酸素ボンベ [→ 空気呼吸器、→ ボンベ] | 一本 |
さんだる | サンダル [→ 突掛] | 一足、一双(そう)、一揃(そろい)、一組 [左右一揃いで]、一枚 [片方で] |
さんだん | 散弾 [→ 銃弾] | 一発、一個、一弾 |
さんだんじゅう | 散弾銃 [→ 銃] | 一挺[一丁](ちょう)、一口(こう)、一発 [撃つこと。弾丸] 、一番 [口径で] |
さんとう | 山刀 | |
さんどう | 山道 [→ 道] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) |
さんどう | 参道 [→ 道] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) |
さんどがさ | 三度笠 [→ 笠] | 一蓋(かい・がい)、一笠(りゅう)、一頭(かしら)、一枚、一具 |
さんとくぼうちょう | 三徳包丁・三徳身庖丁 [→ 包丁] | 一本、一挺[一丁](ちょう)、一柄(へい・え・から・つか) |
さんどぺーぱー | サンドペーパー [→ 紙やすり] | 一枚 |
さんぱい | 参拝 [→ 参詣] | 一度(ど・たび)、一回、一箇所(一か所・一カ所) [参拝する場所の数で] |
【知識】日本の民間信仰に、神仏に祈願するために同一の社寺に百度参拝する「百度参り(ひゃくどまいり)」「お百度(おひゃくど)」がある。江戸中期の句集『俳諧武玉川(はいかいむたまがわ)』に、「百度参の 供も百度(ひゃくたび)」という句がある。
【知識】「百度参り」をすることを「百度を踏む」とも表現する。
【参考】夏目漱石 「夢十夜」:それから段々を下りて来て二十間の敷石を往ったり来たり御百度を踏む。 【参考】江戸時代、穴あき銭をまとめておく縄や麻紐でできた「銭緡・銭差(ぜにさし)」が、「百度参り」の際に回数を数えるための「数取り」にも使われ「お百度緡(おひゃくどざし)」などと呼ばれた。 [→銭緡・銭差]
《付録》四国八十八箇所など日本の霊場巡り |
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さんばし | 桟橋 | 一基、一橋(きょう) |
さんぽう・さんぼう | 三方・三宝 [→ 衝重] | 一台、一前(ぜん)、一具(ぐ)、一対、一基 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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さんぽぐるま | 散歩車 [→ 避難車、→ 手押しカート] | 一台 |
さんま | サンマ・秋刀魚 [→ 魚] | 一匹・一疋、一尾、一本 |
(サンマの)開き [→ 開き] | 一枚 | |
さんみゃく | 山脈 | 一脈、一列、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) |
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さんめんきょう | 三面鏡 | 一台、一基 |
さんもん | 山門 [→ 門] | 一棟、一基、一構(かまえ)、一宇 |
※ 文化財では一棟という表現が見られる。 |
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さんやく | 散薬 [→ 粉薬、→ 薬] | 一服、一包、一裹(つつみ)、一剤、一貼(ちょう)、一盛(もり) |
【知識】「一裹(つつみ)は、『太平記』に見られる。『太平記』は、作者不詳。『日本国語大辞典』によれば、応安年間(1368〜75)の成立か。
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さんらんし | 蚕卵紙 [→ 種紙(たねがみ)、→ 蚕(かいこ)] | 一枚 |
さんりん | 山林 | 一枚、一面、一箇所(一か所・一カ所)、一筆(ひつ) [登記上で] |
さんりんしゃ | 三輪車 | 一台 |
さんるーむ | サンルーム | 一室、一基 |