せ
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もの | 数え方 | |
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せいあん | 成案 | 一案、一件、一本、一つ |
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せいうち | セイウチ・海象 [→ 動物] | 一頭、一匹・一疋 |
せいうん | 星雲 [→ 星] | 一個、一群、一団 |
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せいか | 生花 | 一本、一束、一籠、一基 [祭壇などで]、一対 [祭壇などで] |
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せいかつきょうどうくみあい | 生活協同組合 | 一生活協同組合、一生協、一組合、一棟(むね・とう) [建物で] |
せいき | 旌旗 | |
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せいきゅうしょ | 請求書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
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せいこう | 成功 [→ 失敗] | 一度、一回、一つ |
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せいざ | 星座 [→ 星、→ 星雲] | 一座 |
せいさんらいん | 生産ライン [→ ライン] | 一本、一台、一ライン、一流れ、一つ、一系統 |
【知識】ベルトコンベヤーなどを使った流れ作業による生産・組み立ての工程。「本」と数えられることが多いが、短いラインの場合は機械の単位として「台」で数えられることもある。 |
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せいし | 誓紙 | 一通、一枚 |
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せいしぼさつ | 勢至菩薩 [→ 菩薩像] | 一尊、一体 |
せいすいき | 整水器 | 一台、一基 |
せいせき | 成績 | 一点、一番、一位 |
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せいせきしょうめいしょ | 成績証明書 | 一通、一枚、一葉(よう) |
せいだん | 星団 [→ 星] | 一群、一団 |
せいとう | 政党 | 一党 |
せいどう | 聖堂 [→ 礼拝堂、→ チャペル、→教会堂、→ 神殿] | 一堂、一棟、一宇 |
せいひょうき | 製氷機 | 一台、一基 |
せいふ | 青鳧・青鳬・青蚨 | |
せいふく | 制服 | 一着、一枚、一組 [上下や三つ揃いなどで] |
ぜいむしょ | 税務署 | 一箇所(一か所・一カ所)、一つ |
せいめい | 声明 | 一本、一回、一度 |
せいやく | 成約 | 一件 |
せいやくしょ | 誓約書 | 一通、一札(さつ)、一本、一枚、一葉(よう) |
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せいりだな | 整理棚 | 一本、一架、一台、一枚、一段 |
せいりばこ | 整理箱 | 一箱、一台、一個 |
せいりゅうとう | 青竜刀 [→ 刀] | 一振(ふり)、一口(ふり・くち・こう・く)、一本、一刀、一剣 |
せいろう・せいろ | 蒸籠 [→ 蒸し器] | 一組、一重、一段 [五段重ねなど]、一枚 [蒸籠そばなど盛りつけた状態でも]、一の蒸籠・二の蒸籠 … [料理の盛りつけで] |
せーたー | セーター | 一枚 |
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せーらーふく | セーラー服 [→ 水兵服] | 一着、一枚 |
せーるぼーど | セールボード | 一枚、一台、一艇、一本 |
せき | 席 [→ 座席、→ 桟敷、→ 土間] | 一席、一つ |
せき | 咳 [→ 咳払い] | 一度、一回、一つ |
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せき | 堰 | 一基 |
せきいん | 石印 [→ 印鑑] | 一本、一個、一顆(か) |
せきいん・せきいんぼん | 石印・石印本 | |
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せきざい | 石材 [→ 石] | 一個、一枚 [板状で]、一才(さい)・一切(さい・きれ)、一石(こく) |
※ 一才(さい)・一切(さい・きれ)、一石(こく)は、それぞれ体積の単位。
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せきしつ | 石室 | 一基 |
せきしょ | 関所 | 一関(げん・かん・せき) |
【知識】古代日本で、畿内周辺に設けられた関所の内、特に重視された三つの関を総称して「三関(さんげん・さんかん・さんせき)」と呼んだ。東海道は伊勢の鈴鹿(すずか)関、東山道は美濃の不破(ふわ)関、北陸道は越前の愛発(あらち)関。愛発関は平安時代には、近江の逢坂(おうさか)関に変わった。その他「奥羽三関」もあり、常陸の勿来(なこそ)、磐城の白河(しらかわ)、羽前の念珠(ねず)の三つ。 |
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せきしょくとう | 赤色灯 | 一台、一灯 |
せきぞう | 石像 | 一体、一軀・一躯(く)、一基 |
※ 文化財では一体、一軀、一基という表現が見られる。 |
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せきぞうぶつ | 石造物 | 一基、一体、一軀・一躯(く)、一尊、一座 、一像、一頭(かしら)、一本、一枚 |
※ 石造物は、基本的には「一基」と数えられるが、石仏や石碑など、それぞれの形状によって「一体」「一軀」「一本」「一枚」などの数え方も使われる。 |
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せきたい | 石帯 [→ 帯(おび)] | 一本・一筋(すじ)・一条(すじ・じょう)、一腰(こし) |
※ 文化財では一条という表現が見られる。
【知識】
「有文玉巡方帯一腰〈白河院〉、無文玉巡方帯一腰〈契丹国帯也、以一腰被切分二腰、是其一也〉」(後深草院宸記 正嘉二年(1258)〜正応三年(1290)) |
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せきたん | 石炭 | 一個、一片、一塊(かい・かたまり)、一袋(ふくろ・たい)、一叺(かます) |
【知識】 |
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せきちゅう | 石柱 | 一本 |
せきとう | 石塔 [→ 塔] | 一基、一本 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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せきとう | 石磴 [→ 石段] | 一段、一級、一本、一基 |
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せきとうば | 石塔婆 | |
せきとり | 関取 | 一人(り/たり・にん)、幕内・十両 [大相撲の番付] |
せきばらい | 咳払い [→ 咳] | 一度、一回、一つ |
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せきはん | 赤飯 [重箱や折りに入れて] [→ 飯] | 一重(かさね)、一折(おり) |
せきばん | 石盤い | 一枚、一面 |
せきはんが | 石版画 [→ リトグラフ、→ 版画] | 一枚、一葉(よう)、一面、一点 [主に展示や商品などで] |
せきひ | 石碑 [→ 碑、→ 記念碑、→ 板碑] | 一基 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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せきひつ | 石筆 | 一本 |
せきふだ | 席札 | 一枚 |
せきぶつ | 石仏 [→ 仏像] | 一体、一座 [座像]、一軀・一躯(く)、一頭(かしら)、一尊、一基 |
※ 文化財では一体、一軀、一基という表現が見られる。 |
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せきゆかん | 石油缶 | 一缶、一本、一個 |
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せきゆこんろ | 石油コンロ・石油焜炉 [→ コンロ] | 一台、一口(くち)、一基、一据(すえ) |
【知識】「口」は、炎の噴き出し口などの熱源の数で。「基・据え」は、業務用などの据え置いたもので。 |
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せきゆすとーぶ | 石油ストーブ | 一台 |
せきゆたんく | 石油タンク | 一基 |
せきゆたんかー | 石油タンカー [→ 船] | 一隻(せき)、一杯・一盃(はい) |
せきゆらんぷ | 石油ランプ | |
せきろう | 石籠 |
せせらぎ | せせらぎ [→ 川] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一流(ながれ) |
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せたい | 世帯 [→ しょたい] | 一世帯(せたい)、一戸、一軒 |
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せだい | 世代 | 一代、一代目、一世代 |
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せっかい | 石階 | |
せっかい | 石灰 | 一袋(ふくろ・たい)、一叺(かます) |
【知識】 |
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せっかいだわら | 石灰俵 | 一枚 [中身のない状態]、一梱(こり)[編んだ物をある程度の枚数でまとめた状態]、一俵 [中身の入った単位] |
【知識】かつては、米俵と同じように藁で編んだ俵に石灰を入れていた。むしろを二つに折って袋にした
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せっかん | 石棺 | 一基 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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せっかんぼ | 石棺墓 | 一基 |
※ 文化財では一基という表現が見られる。 |
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せつがんれんず | 接眼レンズ [→ レンズ] | 一枚、一本 |
せっき | 石器 | 一個、一点 |
※ 文化財では一個、一点という表現が見られる。 |
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せっくつ | 石窟 | 一洞、一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一穴(けつ) |
せっけいず | 設計図 [→ 図] | 一枚、一葉(よう)、一舗・一鋪(ほ・ふ・ふく)[一舗・一鋪は、「畳み物」とも呼ばれる、一枚の物を折り畳み、使う際に広げる地図などを数えるのに使われる]、一片、一点、一面 |
せっけん | 石鹸 | 一個 [固形で]、一本 [液体容器で]、一枚 [紙状で]、一匙 [粉石鹸の分量で]、一袋、一箱 |
ぜっけん | ゼッケン [→ ナンバーカード、→ ビブ・ビブス] | 一枚 |
せっしゃれんず | 接写レンズ [→ レンズ] | 一枚、一本 |
せつじょうしゃ | 雪上車 | 一台、一輛・一両 |
せつぞう | 雪像 | 一基、一体 [人間の形で] |
せっそう | 切創[切り傷] | |
せった | 雪駄・雪踏 | 一足、一双(そう)、一揃(そろい)、一組 [左右一揃いで]、一枚 [片方で] |
【知識】雪踏は、江戸時代の茶人・千利休が初めて作らせたとの説があるが、諸説あって、利休の時代より古くからあり、「利休がその名を使い始めた」「利休が草履の裏に革を貼ることをさせた」などの説があるとの表現が江戸時代の文献に見られる。[本朝世事談綺正誤(ほんちょうせじだんきせいご)]
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せっちん | 雪隠 | |
せっと | セット | 一セット、一組、一式、一揃(そろい) |
【知識】「セット」は、複数の道具などを一組としたもの。応接セットや書籍の全集、ゴルフ道具、ステレオ装置のアンプやスピーカーの組み合わせなど、様々なもので使われる。家具などでは、いくつの家具を組み合わせるかで「三点セット」「五点セット」などの言い方もある。 |
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せっとう | 雪洞 | |
せっとう | 雪洞 [→ 風炉] | 一枚、一張(はり)、一本 |
【知識】茶道具の一つで、炭火を永く保つために風炉を覆う物。風炉覆い。
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せつどう | 雪洞 | 一洞、一穴(けつ)、一本 |
せつめいしょ | 説明書 | 一枚、一葉(よう)、一冊、一部、一綴(つづり) |
せつもん | 設問 [→ 問題、→ 質問、→ 問い] | 一問、一題、一つ |
せつわ | 説話 [→ 物語] | 一話、一つ |
【知識】説話は、神話、伝説、童話などの総称。 |
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せともの | 瀬戸もの・瀬戸物 [→ 皿、→ 茶碗、→ 徳利、→ 陶器] | 一個、一枚、一客、一口(こう・く・くち)、一本、一提(さげ・ちょう)、一枝(し・えだ)、一組、一揃(そろい) など |
※ 詳しくは、関連する各項をご覧ください。
【知識】「一客」は、主に接客や特別な機会のために用意したもので。
【知識】「一組・一揃」は、和食器では五個(枚)、もしくは十個(枚)。洋食器では六個(枚)、もしくは十二個(枚)で。 |
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ぜに | 銭 [→ 鳥目、→ 硬貨、→ 小銭、→ 紙幣] | 一枚、一個、一匹・一疋 [古くは銭10文、のち25文で]、一緡(さし・びん)[穴あき銭に紐を通して100文の束にしたもの。実際には1文銭96、7枚程度で100文]、一結(ゆい・けつ)[銭100文]、一貫・一貫文(かん・かんもん)[銭1,000文(960文のこともあった)]、一掴(つかみ) |
【知識】銭一貫文を、1,000文ではなく960文としたことは、江戸時代に入ってすぐの慶長九年・1604年
から始まったと江戸時代の文献にある。「九十六文をもって百文とするの始めなり」とある。[下記文献参照]
【知識】昔の穴あき銭の形が鳥の目に似ていたことから、「銭 」「金銭」を表す言葉として「鳥目(ちょうもく)」「鵞眼・鵝眼(ががん)」も使われる。また、「青鳧・青鳬・青蚨(せいふ)」とも。 [→ 鳥目]
穴あき銭の代表的なものは、中国から移入され、江戸初期まで広く流通した「永楽通宝」。 【知識】
『 |
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次の作品は、銭一貫文を、1,000文ではなく960文としたとの説明をしている江戸時代の文献です。
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ぜにさし | 銭緡・銭差 | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一緡(さし)、一把(わ)、一束(たば・そく)、一結(ゆい・けつ)[さし繩に銭を通し、結んだ状態で] |
【知識】「銭緡・銭差」は、江戸時代などの穴あき銭をまとめておく縄や麻紐のこと。まとめた単位としては、百文差、三百文差、一貫文(千文)差などがあり、江戸時代に百文差を一筋と言った。「緡(さし)」「緡縄(さしなわ)」「銭繩(ぜになわ)」とも。
【知識】
江戸時代に「銭緡売り」という商いがあって、市中を売り歩き、時に「強販」と呼ばれる強い売りをすることがあり、これが転じて「押し売り」となったという。
喜田川守貞著「守貞謾稿 巻之六(生業 下)」に見られる『銭緡売り』 「守貞謾稿(もりさだまんこう)」は、天保8年(1837)から慶応3年(1867)まで、30年間にわたって書かれた江戸時代後期の風俗史。 [] 【知識】「銭緡・銭差」は、江戸時代の「百度参り(ひゃくどまいり)・お百度(おひゃくど)」の際に、回数を数えるための「数取り」にも使われ「お百度緡(おひゃくどざし)」などと呼ばれた。江戸中期の句集『俳諧武玉川(はいかいむたまがわ)』に、「百度目の 緡は娘か にきりつめ」という句がある。また「百度参の跡を掃出す」いう句もあり、これは、数取りに銭緡などの散らかるものが使われたので境内の掃除が要ると詠んだもの。また、文楽の「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」には、「山家屋(やまがや)の佐四郎はお百度の、さしの数さへ九つ時」という一節が見られる。
浮世絵に見られる「銭緡」 拡大 |
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ぜになわ | 銭縄 |
せびろ | 背広 [→ スーツ、→ 三つ揃い、→ スリーピース] | 一着、一揃(そろい)、一組 |
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せぼね | 背骨 [→ 骨] | 一本、一片 |
せみ | セミ・蝉 [→ 昆虫] | 一匹・一疋、一羽 [文芸作品などでまれに] |
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せみのぬけがら | セミの抜け殻・蝉の抜け殻(抜殻・脱け殻・脱殻) [→ 抜け殻] | 一個、一つ |
せめんと | セメント | 一塊(かい・かたまり)・一片(へん) [欠けらで]、一袋(ふくろ・たい) [一袋(紙袋):50kg]、一樽(たる) [一樽:170kg] |
ぜらちん | ゼラチン | 一匙、一杯、一袋、一箱、一枚 [板状や照明用で] |
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せり | セリ・芹 [→ 野菜] | 一株、一本、一茎、一把(わ)、一束(たば) |
【知識】 春の七草の一つ。
《付録》春の七草
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せり | 迫り [舞台装置] | 一基 |
せりふ | 台詞・科白 | 一言、一行、一語、一字 |
せるふぃーゆ | セルフィーユ [→ チャービル、→ 植物] | 一本、一株、一枚、一茎 |
せろふぁん・せろはん | セロファン・セロハン | 一枚、一連 [一連は、500m2]、一番 [厚さで] |
【知識】「セロファン」は元登録商標。 |
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せろはんてーぷ | セロハンテープ | 一巻(まき)、一本、一片 [切った状態で] |
※「セロテープ」は登録商標 |
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せろり | セロリ [→ 野菜] | 一本、一把(わ)、一株、一片 [切った状態で] |
せん | 線 | 一本、一線、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう) |
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ぜん | 膳 [料理で] [→ お膳、→ 懸盤] | 一膳、一人前 |
膳 [道具で] | 一脚、一客、一前(ぜん)、一台、一枚 [脚のない折敷や半月膳などで] | |
【知識】「一客」は、主に接客や特別な機会のために用意したもので。
※ 文化財では一脚という表現が見られる。 |
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せんい | 繊維 | 一本 |
ぜんい | 涎衣 [→ 涎掛け] | 一枚 |
『訓蒙図彙』に見られる「涎衣」
(国立国会図書館蔵)
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ぜんか | 前科 [→ 犯歴、→ 犯罪] | 一犯 |
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せんがいき | 船外機 [→ エンジン] | 一台、一基 |
せんかん | 戦艦 [→ 艨艟、→ 軍艦、→ 商船、→ 船] | 一隻(せき)、一艘(そう)、一艦(かん)、一杯・一盃(はい) |
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せんかん | 潜函 [→ ケーソン] | 一基 |
せんきょ | 選挙 | 一回、一度、再選・三選・四選 … |
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せんきょけん | 選挙権 | 一票、一個 [商工会議所法などで] |
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せんこう | 線香 | 一本、一把(わ)、一束(たば)、一封、一箱、一炷(しゅ) |
※ 「炷」は火が付いた状態で。 |
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せんこう | 閃光 [→ 光、→ 光線] | 一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、一閃(せん)、一点、一本、一道(どう)、一滴、一抹、一幅(はば・ふく)、一縷(る) |
せんこうき | 穿孔機 | 一台、一挺[一丁](ちょう) |
せんこうてい | 潜航艇 [→ 潜水艇、→ 船] | 一艇(てい)、一艘(そう)、一隻(せき) |
せんこうはなび | 線香花火 [→ 花火、→ 打ち上げ花火] | 一本、一束、一把 |
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せんさー | センサー | 一個、一枚、一台、一基 ※ 形状などで様々です。 |
せんしゃ | 戦車 [→ タンク] | 一輛・一両、一台 |
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せんしゃき | 洗車機 | 一基、一台 |
せんじゃふだ | 千社札 | 一枚、一葉(よう) |
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ぜんしゅう | 全集 | 一巻、一冊 |
【知識】「巻」は、古代の書物が巻物(巻子本)であったことの名残。 |
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ぜんしょうとう | 前照灯 [→ ヘッドライト、→ ヘッドランプ、→ 尾灯] | 一個、一灯 |
せんす | 扇子 [→ 扇、→ 末広、→ 張扇] | 一本、一枚、一把(は・わ)、一握(あく・にぎり)、一柄(へい・え・から)、一枝(えだ・し)、一面、一扇、一対 [二本で] |
※ 文化財では一握(あく)という表現が見られる。 |
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せんすいかん | 潜水艦 [→ 船] | 一艘(そう)、一隻(せき)、一艇(てい)、一艦(かん) |
せんすいてい | 潜水艇 [→ 船] | 一艇(てい)、一艘(そう)、一隻(せき) |
せんすいぼかん | 潜水母艦 [→ 船] | 一艘(そう)、一隻(せき)、一艦(かん) |
せんせき | 氊席・氈席 | 一陳(ちん・しき) |
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せんそう | 戦争 [→ 戦(いくさ)] | 一度、一回、一次、一戦(せん)、一軍・一戦(いくさ)、一駆(かけ)、一合戦(かっせん)、一揉(もみ) |
【知識】「駆」「揉」「合戦」は、『日葡辞書』に見られる。 「 |
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せんたくいた | 洗濯板 | 一枚 |
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せんたくき | 洗濯機 | 一台、一槽、一基 [業務用やコインランドリーなどの大型で] |
せんたくばさみ | 洗濯ばさみ・洗濯バサミ・洗濯挟み・洗濯挟 | 一個、一本 |
せんたくもの | 洗濯物 | 一枚、一籠・一杯 [洗濯籠などに入れて]、一竿(さお)[竿に干した状態] |
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せんていばさみ | 剪定ばさみ・剪定鋏 [→ 木鋏] | 一挺[一丁](ちょう)、一本 |
せんとう | 銭湯 [→ 風呂屋、→ 湯屋] | 一軒 |
【知識】「銭湯」は、天正19年頃 [] 、江戸銭瓶橋のほとりに初めて建てられたということが、寛永18年に書かれた『そゞろ物語』にあると、江戸時代の「骨董集」という文献に書かれている。[下記文献参照]
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せんとうき | 戦闘機 | 一機、一台 |
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せんにんばり | 千人針 | 一枚、一針 |
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せんぬき | 栓抜き [→ 口抜き] | 一挺[一丁](ちょう)、一本 |
せんぱく | 船舶 [→ 船] | 一隻(せき)、一艘(そう)、一艇(てい)、一杯・一盃(はい) |
せんばづる | 千羽鶴・千羽づる | 一本、一連、一束、一羽 |
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せんばん | 旋盤 [→ 工作機械] | 一台、一基 |
せんぷうき | 扇風機 [→ エアサーキュレーター] | 一台、一基 [大型のもの]、一枚 [羽根で] |
せんべい | 煎餅 | 一枚、一個、一粒、一箱、一缶 |
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ぜんまい | ゼンマイ・薇 [→ 植物] | 一本 |
ぜんまい | 発条・弾機・弾発 | 一枚、一本 |
せんまいどおし | 千枚通し | 一挺[一丁](ちょう)、一本 |
ぜんまいばかり | ぜんまい秤・発条秤 [→ ばね秤、→ 秤、→ 台秤] | 一台、一本 |
せんめんき | 洗面器 [持ち運べる物で] | 一個、一枚 |
せんめんき | 洗面器 [洗面台に据え付ける物で。洗面ボウルとも] [→ 手洗い器] | 一台、一式、一据(すえ) |
せんめんだい | 洗面台 | 一台、一式、一基、一据(すえ)、一脚 [脚が付いて床に置くもので] |
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せんりゅう | 川柳 | 一句 |
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せんろ | 線路 [→ 鉄道] | 一本、一筋(すじ)、一条(すじ・じょう)、単線、複線、複々線 |
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ぜんわん | 膳椀 [→ 椀・碗] | 一個、一客、一口(こう・く・くち)、一組、一揃(そろい)、一人前 |
【知識】「一客」は、主に接客や特別な機会のために用意したもので。
【知識】「一組・一揃」は、和食器では五個(枚)、もしくは十個(枚)。洋食器では六個(枚)、もしくは十二個(枚)で。
※ 文化財では一口、一客という表現が見られる。 |
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