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中国・明の 『和漢三才図会』の基になった明の王圻による『三才図会』は、天文・地理・時令・宮室・器用など14項目に分け、図入りで説明した106巻の百科全書で、万暦35年(1607年) [ ] に成立したものです。 『和漢三才図会』において、中国の『三才図会』をそのまま写した項目には、例えば『 ここでは、『和漢三才図会』の「巻第三十四・船橋類」の中から、『船』についてそのいくつかを見てみます。 それぞれの船の名前や解説は、ほとんどの項目で、先ず中国の『三才図会』から引き、その後に寺島良安による日本での解説となっているようです。
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